基本的な対策を学ぶ

筋力を鍛える(筋トレ)

筋力トレーニングとは有酸素運動と違って、無酸素運動に分類されます。 有酸素運動が体脂肪を燃やす働きがある一方で、無酸素運動である筋力トレーニングは基礎代謝量を増やす効果が期待できます。筋力トレーニングは筋肥大を目的としたものだけでなく、持久力の維持向上にも役立つトレーニングです。無理なくご自身に合ったトレーニングを日常に取り入れることで、ロコモティブシンドロームの防止を心がけましょう。

さらに筋力トレーニングの直後にはアンチエイジングに効果的な成長ホルモンが出るとされています。 中でもヒトの筋肉の約7割は下半身にあります。スクワットなどの筋力トレーニングは足腰の強化にも役立つためロコモティブシンドロームの防止にもなり、さらに成長ホルモンの分泌が期待されるので、おすすめです。

有酸素運動や筋力トレーニングなどのエクササイズは、バランスの良い食事によって、より効果を発揮します。運動後、吸収率が良い状態でバランスの良い食事をとると、筋肉、骨など、細胞のひとつひとつが生成され、結果として運動前よりも質の高い体になるのです、運動後は不足しがちな、ビタミン群やミネラル、ブドウ糖などの栄養を中心に補給しましょう。