アンチエイジングニュース

まもなく4月。ようやく春を実感できるようになったばかりで、「紫外線対策(UV対策)」を始めるのはまだまだ先だと思っている方も多いと思います。

実はこの季節の変わり目こそ、取り組んでいただきたいのが「紫外線対策」です。

 

日本トレンドリサーチが行った調査「日焼け止めに関するアンケート」(※1)によると、日焼け止めは季節・時期によって使うという方が多数で、さらに使う時期について聞いたところ、「7月」「8月」に使っていると回答した方が9割を超えました。
紫外線の多い夏に日焼け止めを使い、冬(11月~3月)には使わないという方も多いようです。

 

 

調査結果からも紫外線対策は夏のものというイメージがありますが、紫外線量は春先からぐんとアップしていることをご存知でしょうか。

気象庁が出している東京の日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフからも分かる通り、4月になるとほぼ9月と同じ量程度の紫外線の強さに。

※UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。UVインデックスについてはこちら

 

しかも窓から入る紫外線もあり、冬や曇りの日でも窓際や屋外で過ごすと、多くの紫外線を浴びてしまいます。

紫外線は「光老化」という言葉もあるように、長年浴び続けることでシミ、シワ、たるみなどを引き起こす要因となっており、皮膚の老化は加齢よりも光老化のほうが要因は大きいことが近年わかってきています。

肌のアンチエイジングのためにも、夏以外の季節もぜひ紫外線対策を行っていただきたいのです。

 

紫外線対策には、日傘や帽子を使うなどありますが、地面からの反射や室内での対策も考えると、日焼け止め(サンスクリーン剤)を日常的に使用することが大切です。

サンスクリーン剤(日焼け止め)の使い方のポイント
(1)UVBとUVA両方に、できれば近赤外線(NIR)にも有効なものを選ぶ
(2)SPFは15以上、PAは+以上のものを使う
(3)少し厚塗りになるように塗る
(4)汗で流れたりしたら、塗り直しをする

詳細は紫外線によるダメージ(光老化)をご覧ください

紫外線対策は1年中、急激に紫外線量が増える春先は特に気をつけて行いましょう。

 

情報提供・参照:

気象庁 オゾン層・紫外線

日本トレンドリサーチ【日焼け対策】日焼け止めを「外出しない日も毎日必ず使う」方は11.5%(※1) (株式会社NEXER

 

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