アンチエイジングニュース

お風でアンチエイジング

 

湯船に浸かると暑いから「夏はシャワーだけですませる」という人は、きっと多いと思います。
アンチエイジングのために「夏こそ、お風呂」。
快適な夏入浴のコツとメリットをご紹介します!

 

その1:免疫力アップ!冷えが取れる!むくみが取れる!

特に、オフィスで働く女性たちは、より夏という季節を憂鬱だと感じているのではないでしょうか?
屋外は異常なまでの暑さ、その分、屋内はエアコンで寒いくらい。もともと体温が高いのに加え、スーツが必然の男性たちを基準に温度設定がなされてい
るためか、気温差のせいで、女性は冷えやむくみに悩まされていると聞きます。

 

冷えもむくみも、毎日リセット

そこで、「夏こそ、お風呂」

冷えやむくみは、血液がうまく循環できていないことが原因で起こります。
入浴することで、温まった血液が1分間に1周するという「温熱作用」により、全身の皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がり、血流がスムースになります。

また、ウエストが3~6㎝も細くなるほどの「水圧効果」により、足に溜まった血液が押し戻され、心臓の働きが活発になり、血液の循環が促進されるのです。

冷えは「万病のもと」と言われるように、肩凝りや不眠などさまざまな不調をきたすだけでなく、免疫力を下げる原因にもなります。
むくみはほったらかすと、慢性化してだるさや太さにつながる場合も。
冷えもむくみも、1日1日リセットすることが大切。そのためにも、毎日の入浴がお勧めなのです。

 

夏の快適入浴法

「ただでさえ暑いのに、バスタブに浸かるともっと暑い」と感じている人は、清涼感のある入浴剤を入れた38℃程度のぬるめのお湯に、10分以上浸かるのがいいと思います。

 

その2:リラクセーション!いらいらが減る! 疲れが和らぐ!

浮力でリラックス

夏はどうしても、暑さによる不快感からいらいらが募り、余計な疲れを溜め込みがちです。
入浴が持つ「浮力作用」がそのいらいらや疲れを払拭してくれます。
お風呂に浸かると、体重はおよそ9分の1程度に

普段、体重を支えている筋肉や関節が、その役割から解放されて緩められるとともに、脳の緊張もほぐれ、疲れが和らぎます。
また、身体的なリラクセーションを得ることで、心も解き放たれ、いらいらが軽減するのです。

 

多めのお湯がオススメ

なお、リラクセーションを得るためには、バスタブに多めにお湯を張るのがコツ。
深く浸かると、より浮力作用も感じやすく、リラックスできます。

 

その3:不快感軽減!汗が「べたべた」から「さらさら」に

「悪い汗」と「いい汗」がある?

汗のもっとも重要な役割は、体温調整。汗の水分が皮膚の上で蒸発して熱を奪うことで、体温を下げ、平熱が保たれるようにしているんです。
つまり、汗をかかないと、体温のコントロールができないのです。

あまり知られていないのは、汗には「いい汗」と「悪い汗」があるということ。
汗は水分とミネラル分からできていて、通常、健康であれば、水分だけが皮膚の表面に出て必要なミネラル分は血液に再吸収されて「いい汗」になる。
いい汗は、その99%が水分なので、水のようにさらさらしていて蒸発しやすく、塩分やミネラル分が含まれないため、雑菌が繁殖しにくく、臭いがしません。
一方で、発汗を促す交感神経や汗腺の機能に問題があると、水分のみならず、ミネラル分も一緒に皮膚に出てしまいます。
するとべとべとしていたりねばねばしていたりするので蒸発しにくいのに加え、塩分やミネラル分が含まれるために雑菌が繁殖しやすく、皮膚表面の垢や皮脂と混じって、臭いのもととなります。
これが「悪い汗」です。

日頃から汗をかく習慣があれば、いい汗に変えることができる。
そう、「べたべた」が「さらさら」に変わるのです。

 

入浴で「いい汗」に

そこで効果を発揮するのが、入浴。
温熱効果や水圧効果で温まった血液が全身を巡り、体温が上昇、発汗が促されます。
すると、次第に汗腺の機能が整えられ、水分だけが体外に出て、ミネラル分は再吸収され、いい汗に変わります。

眠っている間の汗が気になるようなら、夜入浴したお湯をそのまま置いておいて、再度温めてさっと入浴すると、日中をより爽やかに過ごすことができます。

 

その4:睡眠改善!深く眠れる!

快眠のメカニズム

お風呂には、快眠への「スイッチ」をオンにする役割もあります。

眠気のリズムと体温のリズムはリンクしていて、私たちは、体温が下がると眠気を感じるようにできています。
すなわち、快眠のためには、体温を上手に下げるのが重要だということ。

 

お風呂で体温をアップダウン

お風呂に入ると、温浴作用と水圧作用によって、血流がよくなり、体温が一時的に上がります。
お風呂から上がると、その血流のよさから体の熱が放出され、体温が適切に下がることで眠気を感じます。
また、浮力作用によるリラクセーション効果も、よりよい眠りへと誘ってくれるはず。

こうして快眠スイッチを押すことで、深く質の高い睡眠が叶うのです。

良質な睡眠は、その日の疲れを取り、翌日の英気を養います。
また、成長ホルモンの分泌を促したり、自律神経のバランスを整えたりと、美しさと健やかさを手に入れるためにも重要な役割を果たします。
入浴で睡眠改善、暑い夏だからこそ余計に、必要なのです。

また、清涼感のある入浴剤を入れるのに加え、シーツやカバー、パジャマなどを夏仕様に変えたり、抱き枕を使って体温調節をしたりと、工夫することも大切です。

 

その5:美容効果アップ!「落とす」も「与える」も効率的に!

浸け置きですっきり落とす

特に、夏は、汗や皮脂、またUVケアなど、すっきりと落としたいもの。
その点でも、夏こそ、バスタブに浸かることがお勧めなんです。

お風呂には、全身まるごと「浸け置き」ができるというメリットがあります。
お湯に肌を浸け置くことで、毛穴や汗腺などに詰まった汚れをじんわりと優しく取り除くことができるんです。

また、温熱作用、水圧作用で高まった血流で老廃物の排出が促され、酸素や栄養がすみずみまで行き届くことで化粧品の効果も最大限に享受できる。
美に欠かせない「落とす」も「与える」も効率的になると言うわけです。

重曹が含まれる入浴剤には、入浴効果を高めて清浄効果を発揮し皮脂汚れを除去し、肌表面をさらさらと滑らかにする効果も。
夏の美肌にも、お風呂は欠かせないんです。

情報提供:株式会社バスクリン

株式会社バスクリン
広報リーダー 高橋 正和(たかはし まさかず)

起業~ベンチャー企業を経て、株式会社バスクリンに入社。2015年「バスクリン銭湯部」を立ち上げ、17年にリクルートキャリア「グッド・アクション」を受賞。働き方が多様化する現代に、入浴からサポートできることの可能性を感じ、18年に同社初、オフィス向け福利厚生サービス「オフィスきき湯」の提供をスタート。

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧