アンチエイジングニュース

睡眠改善プログラム ~AANスタッフ体験レポート~

アンチエイジングには睡眠が重要な役割を果たす。3月からスタートした睡眠の質を改善させるためのモニター企画「睡眠改善プログラム」を、アンチエイジングネットワークのスタッフが一足お先に体験した。

記者は2月下旬からパラマウントベッドの睡眠測定機器「眠りスキャン」を用いて、睡眠測定を開始した。
この「眠りスキャン」をベッドマットの下に敷くと、いつ布団に入ったのか、いつ入眠したのか、いつ覚醒したのか、いつ布団から出たのかなど、睡眠の状態を示すデータを収集し、数値化する。これが睡眠改善提案のための判断材料となるのだ。
まず2週間測定し、そのデータが入ったSDカードをパラマウントベッド内の睡眠研究所へ送り、睡眠のデータ分析をしていただいた。

そのデータに基づき、第1回目のカウンセリングを受けた。
ちなみに記者はこの時の平日の平均睡眠時間は約5時間。睡眠の量に関しては、今のところ生活に支障がなかったのであまり気にとめていなかったが、解析された自分のデータを見て驚いた。睡眠不足で、さらに熟眠度が低いという結果だったからだ。
確かに言われてみれば、寝つきが良くても目覚めが悪く、朝すっきりした状態で目覚めることはほとんどなかった。そして結局、休日に寝溜めする生活を過ごしていた。

自分の睡眠状態がわかったところで、生活習慣について回答するカウンセリングシートに記入する。25項目の生活習慣に対し、それぞれ「既にできていること」、「頑張ればできそうなこと」、「できそうにないこと」の3種類に振り分けるのだ。
その中で「頑張ればできそうなこと」に挙がった項目が、その人に合った生活習慣の改善すべき点となる。記者の改善箇所を達成できそうな順に3つ挙げると次の通りとなった。
1.夜は明るすぎる場所へは行かない
2.規則正しく3度の食事をとる
3.平日と休日の睡眠時間の差は2時間以内

その後上記3つに気をつけながら、2週間の睡眠測定を再開し、再度睡眠研究所にデータを送り、第2回目のカウンセリングを受けた。その結果がこちら。
黄色部分が起きている状態、青色部分が睡眠時、それ以外がベッドを離れた状態だ。

上記改善提案の2つまでは気をつけて実施することができたが、どうしても平日の睡眠時間が不足しがちで、休日にそれを補おうとする傾向があり、睡眠の質は良いとは言えないままだ。その証拠に、たくさん寝た次の日は黄色い部分が長く、寝つきが良くないことが分かる。
さらに悪いことに、最後の1週間は体調を崩してしまった。直接の因果関係は分からないものの、不規則な生活がたたり、ウィルスへの抵抗力が弱まったのかもしれないとの指摘を受け、規則正しく安定した睡眠を引き続きとるようにと提案された。

よく、人には短い睡眠時間でも大丈夫なショートスリーパーと、ある程度しっかりと睡眠時間を確保しないと生活に支障がでるロングスリーパーがいると聞く。その人に合った睡眠時間はどうすれば分かるのだろうか?誰もが気になるところだろうが、睡眠研究所によると「時間」というくくりにこだわってしまうと、却って無理をして睡眠の質を低下させかねないのだそうだ。基本的に休日も平日と同じ睡眠時間で過ごしても日中に強い眠気を感じず調子が良く過ごせる睡眠時間が良い。どうしても夜間の睡眠時間を確保できないときは、12~15時の間に15分程度の仮眠を取ると良い。夕方以降に眠ってしまうと夜間の睡眠の質が悪くなるので、予防的に仮眠を取ると良いそうだ。12~15時は生体リズム的にも眠くなる時間らしい。仮眠を短時間で済ますことも重要で、長く眠り深い睡眠が出てしまうと睡眠慣性といってその後の調子が上がらないとのことだった。
記者はもともと睡眠に関して悩んでいるわけではなかったのではっきりとした改善結果を得ることが出来なかったが、「睡眠を意識する」だけで、ライフスタイルの大幅な改善が見込めた。たとえば、食事は入眠の3時間前までに済ませる、インターネットは入眠の1時間前までにする、という具合に「睡眠」を軸に逆算してその日の自分の時間配分を決めていけるようになったからだ。

生理現象であるがために重要性に目を向けづらいが、以前ご紹介したように睡眠は驚くほど多くの機能を持っている。その性質を最大限引き出すためには、活動(覚醒)と休息(睡眠)のメリハリをつけ、規則正しい睡眠生活を送ることが大事だ。その一方で、食事や運動と違って自分の力だけで改善することが難しいからこそ、このプログラムを活かしてアンチエイジングに役立ててほしいと願っている。モニター当選者の様子も順次更新予定なので、結果のほどを見守っていただきたい。

(AAN WEB編集部・小田真弓)

>>第1回目ご来店時の様子はこちら

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