アンチエイジングニュース

アンチエイジングネットワーク主催のアンチエイジングセミナー2010「温泉でアンチエイジング」が、「アンチエイジングの日」の11月14日(日)に東京・大手町の大手町サンケイプラザで開催されました。
アンチエイジングセミナーでは毎年、肌ケアや健康増進法などアンチエイジングに関することを、医師や各分野の専門家がお話ししています。8回目を数える今年のテーマは「温泉」。古くから日本では温泉の効果効能を健康や美容に生かしてきた歴史があります。

まず、アンチエイジングネットワーク理事長 塩谷信幸先生の開催の挨拶からセミナーをスタート。「8年間アメリカに留学していたが、日本食が恋しいと思ったことはない。しかし、ただひとつ温泉は恋しいと思った」と塩谷先生。さらに、講演者のおひとりである田中宥久子先生(ビューティー・アーティザン)の造顔マッサージを体験したときの感想を述べました。

アンチエイジング

最初の講演は、前田眞治先生(国際医療福祉大学大学院教授・温泉療法専門医)「入浴は健康で長生きする秘訣」
日本人独特の「温浴」文化が、健康で長生きする理由のひとつであることを、欧米人と日本人を例に挙げ説明されました。さらに身体を温めることは、血行が改善されることはもちろんリラックス効果があること、また家庭のお風呂より温泉の方が温まりやすく冷めにくいということ、家庭での入浴はもちろんのこと、温泉入浴は入っているだけで健康になることを実験結果を基にお話しされました。

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次の講演は、石井宏子先生(温泉ビューティ研究家)「温泉旅でアンチエイジングする秘訣」
自然が楽しめる温泉の紹介や、温泉を五感で楽しむ方法、美人になるための泉質について詳しく説明されました。
炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・硫黄泉「三大美人泉質」といい、それぞれ次のような働きがあるそうです。
炭酸水素塩泉…肌の汚れや古い角質を落としてすべすべな肌にする働き
硫酸塩泉…肌をしっとりさせうるおいを補給する働き
硫黄泉…血の巡りをサポートして体の中からキレイになる働き
さらに、温泉の入り方のコツをレクチャーしてくださいました。
美肌のためには、最初にクレンジング系のアルカリ性や炭酸水素塩泉に入り、最後に保湿系の塩化物泉に入ると良いそうです。

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最後の講演は、田中宥久子先生(ビューティー・アーティザン)「美は人を幸せにする 美しくなると単純に人は楽しくなってくる」
入浴の際の身体の洗い方や造顔マッサージのやり方などをレクチャーしていただきました。
「毎日続けることがベストだが、毎日やらなければ!とストレスになることが一番良くない」と田中先生。
会場から笑いを誘う場面あり、みなさん熱心に造顔マッサージに取り組む姿ありと、充実した講演となりました。

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セミナー後は舞台と会場のレイアウトを変更し、アンチエイジング大賞2010の授賞式を開催しました。アンチエイジング大賞については、次のページをご覧ください。
アンチエイジング大賞2010
  
アンチエイジングネットワーク賛助企業によるブース展示会場では、スキンケア商品や、プラセンタドリンク、たまご関連商品のご紹介や特別価格での販売、サンプル等のプレゼントが行われました。
今回の講演者やアンチエイジングに関する書籍の販売コーナーもありました。

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ご来場者の皆様、ありがとうございました。
今後のセミナー開催については、決まりしだいアンチエイジングネットワークのWEBサイトやメルマガでお知らせしていきます。

(AAN WEB編集部 渡辺仁美)

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