アンチエイジングニュース

しょうがスープで体の芯から冷えを解消

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栄養のポイント

寒さが厳しいこの季節は、手足の冷えが大敵です。免疫力が低下して風邪をひきやすくなるだけでなく、不調の原因にも。特に女性に多い冷え症を改善するには、身体を内側から温めて血行を良くし、自律神経をきちんと機能させておくことが大切です。冷えに効くといわれているしょうがに含まれる、辛み成分のジンゲロールは新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きがあります。乾燥したしょうがは、漢方薬としても利用されています。香り成分のジンギべロールにも、発汗作用があります。おろしたしょうがを温かい汁ものに加えると香りがアップして効果が高まります。生しょうがの効果を高めるためには、おろしたてを使うことと加熱をできるだけ少なくすることはポイントです。
豚肉とほうれん草のしょうがスープは、しょうがの香りがふわっと広がり、身体を芯から温めてくれるスープです。片栗粉でとろみをつけるので、冷めにくいのもうれしいですね。豚肉や豆腐に含まれるビタミンB1には、糖質の燃焼を助けて体温を上げる働きがあるので冷えを解消する効果があります。ほうれん草に含まれるは、貧血を予防し、冷え症の改善に役だちます。

材料(2人分)

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豚肉(60g)
ほうれん草(3本)
豆腐(1/3丁)
えりんぎ(3本)
しょうがのしぼり汁(大さじ2) 
鶏ガラスープ(顆粒)(小さじ1)
水(500ml)
酒(小さじ1)
しょうゆ(少々)
水溶き片栗粉(小さじ2)

作り方

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(1)使う直前に皮ごとすりおろす。豚肉はせん切りにして酒、しょうがのしぼり汁、片栗粉少々で下ごしらえしておく。ほうれん草は電子レンジで加熱し水にとってから3cm長さに切る。えりんぎは薄切にする。豆腐は軽く水気を切っておく。

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(2)鍋に水と鶏ガラスープをいれ、煮立ったら(1)の豚肉、えりんぎ、粗くほぐした豆腐を加え、豚肉に火が通ったら、酒、しょうゆで調味し、水溶き片栗粉を加えてとろみがつくまで煮る。仕上げにしょうがのしぼり汁とほうれん草を加え、器に盛る。

 

 

(2人分 113kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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