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体格や身体活動は寿命に影響する?

身体活動が寿命に影響があるという、興味深い研究結果が発表されました。
特に女性では、肥満度や体格も関わりがあるようです。

 

体格や身体活動が寿命に影響!?

 

体格や身体活動の影響。男女差にも注目!

オランダのマーストリヒト大学医療センター疫学部門のLloyd Brandts氏らの研究によると、背が高くて痩せている女性は、男性や背が低く太った女性と比べて90歳まで長生きする確率が高い可能性があるという結果がでました。男性については寿命への影響は見られ無いことも分かりました。

この研究では1986年に68~70歳だった7,807人を対象に、参加者が死亡あるいは90歳までの生存率を調べました。
合わせて、20歳時の体型、余暇時間の運動量(庭仕事や犬の散歩、家事、徒歩通勤や自転車通勤、スポーツ)と寿命との関連についても解析を行いました。

 

その結果、身長が160cm未満の女性に比べて、175cmを超える女性では90歳まで生きる確率が31%高いことが分かりました。
更に、20歳の時点で適正体重(BMI 18.5以上25未満)だった女性は肥満(BMI 30以上)だった女性に比べて長生きする割合が多かった、という結果も出ました。
しかし、男性では、こうした身長やBMIによる寿命への影響は認められませんでした。

それに対し、男性では運動を1日90分以上行うと、30分未満だった場合に比べて90歳まで生きる確率が39%高くなり、1日当たりの運動量が30分増えるごとにその確率は5%高まることも分かりました。

 

身長についてはどうにもできないところがありますが、、運動量を増やして体型維持に努めたいですね。

 

参考文献:
https://jech.bmj.com/content/73/3/239

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