アンチエイジングニュース

季節によって、布団のありがたみは違ってきます。夏ならばいくらクーラーをつけていても、布団をかけると暑苦しさを感じてしまうし、冬には、ひんやりした布団にもぐるのを躊躇してしまうことも。お風呂上りの身体がほどよく温かい状態で布団に入るのは気持ち良いものです。近年では、より良い睡眠の方法に着目したアイデアグッズや栄養素(食材)に注目が集まっています。一体どんなものがあるのか探ってみましょう。

 

睡眠

 

うどんがふとんに?奇抜なアイデアから生まれた寝具

皆さんは良い睡眠方法として衝撃的な商品が発売されたのをご存じですか?日本初の頭のほぐし専門店「梧空のきもち」が2019年8月に発売した寝具「うどん」です。

 

うどん

まさにうどんの形状から発案された寝具は、細長い布団が連なっていて、布団とは思えぬ奇抜なスタイルです。この麺の布団の隙間を広げたり、閉じたりを寝ながら自在に行えることで、すぐ眠るために必要な温かさと、深部体温を下げて深い眠りを作る最適な温度の調節を可能にしているのです。こんな隙間があったら、冬は寒いのでは?思ってしまいますが、上から毛布を1枚かけるだけで、内部の空気量を高めて暖かくしてくれるとのこと。馴染みのある食べるうどんから、このようなアイデアが生まれるのはすごいですね。

 

グリシンの働きで快眠

最近では、毎日の睡眠をデータ化して、睡眠の改善へと繋げていく睡眠計が注目されていますが、何も無ければ寝ている間の状況や体温変化を知ることができません。先ほど申したように、寝ている最中の深部体温を下げて深い眠りを作ることはとても大切で、睡眠の質を高めてくれます。

そのキーワードとなる栄養素が、たんぱく質を作るアミノ酸の一種であるグリシンです。脳の体内時計に作用して、睡眠のリズムを調整するといわれる成分で、よく眠たくなると手が温かくなったりしますね。手足の抹消血流が増加して、就寝中に熱の放散を促すことで深部体温が低下していき、睡眠の質を向上させるというのです。

 

海鮮鍋

グリシンは、エビやイカといった海鮮類に多く含まれています。海鮮鍋料理で体を温めて、快適な睡眠に促したいものです。また、イカを干したスルメは、噛むことで脳の活性化や唾液の分泌が増えるので、消化吸収が良くなります。過度な暴食も防止できるので、年末年始に食べ過ぎたと思う人にもおすすめです。

 

我が家のおすすめ「葛湯」

最後にご紹介するのは、冬の夜を心地よく過ごすための飲み物です。子供の頃から我が家では母が作ってくれた葛湯をよく飲んでいました。正確に言えば、植物の葛ではなく片栗粉で作っていたのですが、ほんのり甘くてとろみがついていて、身体がポカポカと温かくなりました。

 

葛湯

最近では、市販の葛湯をよく見るようになりました。ショウガやゴマなど、フレーバーの種類も豊富で、中でも人気のショウガ味は、ショウガの成分であるジンゲロールが抹消血流の増加、深部体温の低下に良いと言われていて、さらに加熱することでショウガオールが増え、身体を温めてくれます。

 

個装葛湯

フレーバー葛湯は個装された箱入りのものが販売されているので、新年のご挨拶や手土産にもおすすめです。

寒さはこれからが本番。朝は布団から出にくくなりますが、快適な睡眠でスッキリとした朝を迎えましょう。

 

伊能 すみ子(INOU SUMIKO)

食の専門家であるフードアナリスト1級。
気象番組ディレクターを経て、日本をはじめ世界各国の料理や食文化を学ぶ。
エスニック、スイーツを中心に、様々な食の情報をテレビ、雑誌、ウェブなどのメディアにて提案、執筆。
自らのアンチエイジングフードのポイントは「スパイス」。
古代エジプトより薬として活用されたスパイスをこよなく愛する。
ブログ『the next ASIAN FOOD star☆』更新中

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