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「日々向き合う健康に関して、みなさんはどんなことに意識をしていますか?運動、食事の栄養バランス、規則正しい生活など、例を挙げたらキリがないほどです。 では、口内の健康に関してはどうでしょう。食べ物をおいしくいただくためには、口内の健康を保つことが大切です。虫歯や歯周病などにならないためには、オーラルケアをしっかりしたいですね。

オーラルケアには歯磨きやマウスウォッシュなど、様々な方法がありますが、食品も有効的な方法といえます。キシリトール配合のガムはその代表かもしれません。しかし、近年注目を浴びているのが、ヨーグルトだと言ったらビックリしますよね。一般的にヨーグルトはお腹の調子を整えてくれるイメージがありますが、実は口内環境にも役立ってくれるというのです。

***ポイントは乳酸菌のひとつ「ロイテリ菌」***

乳酸菌は350種類もあるといわれていて、代謝によって乳酸を生み出す細菌類の総称です。一般的にヨーグルト、チーズ、漬物、味噌などの発酵食品に存在しています。そんな乳酸菌の中で注目されているのがロイテリ菌です。

人の体内に定着しやすいロイテリ菌には、虫歯の原因となるミュータンス菌を減らす効果があると、スウェーデンのバイオテクノロジー企業である「Bio Gaia」が発表しています。同社は、体内に存在する菌の働きやメカニズムを研究し、その質やバランスを改善することで難病の治療や病気の予防に役立てる技術を研究開発しています。口腔衛生の分野でも様々な研究をしていて、日本でもその活動の幅を広げています。

ロイテリ菌は、細菌、カビ、ウイルスなどの生育を制御してくれる働きがあり、健康な歯の大敵であるミュータント菌、歯周病菌の繁殖を制御くれるのです。また、口腔内だけではなく、その範囲は乳酸菌が活躍する腸内にまで及びます。

 

***ロイテリ菌に着目した「ロイテリヨーグルト」***

そんなロイテリ菌を用いた商品として昨秋に発売されたのが、オハヨー乳業の「ロイテリヨーグルト」(150円、110g)。日本初の「お口からカラダのことを考える機能性表示食品ヨーグルト」です。

 

商品名にロイテリを使用していることからもわかるように、ロイテリ菌に特化した機能性をアピールしています。生きたロイテリ菌を2億個も含んでいて、ミュータンス菌制御をはじめ、口腔内フローラを良好にし、歯茎を丈夫で健康に保つ機能があるとのことです。口内に悪影響を及ぼす菌が増えると、歯肉炎や歯周病を引き起こす可能性があるので、これは大変興味が注がれます。

肝心のお味は、生乳をたっぷり使用。甘みは砂糖ではなく、キシリトールを用いることで優しい甘さを実現しています。トロリとなめらかタイプのヨーグルトで食べやすいです。

口腔内には、良く歯を磨く人で1500億個、歯を磨かない人では1兆個もの細菌が存在しているそうです。想像もつかないような膨大な数ですが、体に良い影響を与えてくれる細菌のバランスを整えることで、口内だけではなく、体内全体の健康も良好な状態に保ってくれるでしょう。菌活は私たちにとって、永遠のテーマなのかもしれませんね。

 

 

伊能 すみ子

伊能 すみ子
INOU SUMIKO

食の専門家であるフードアナリスト1級。
気象番組ディレクターを経て、日本をはじめ世界各国の料理や食文化を学ぶ。
エスニック、スイーツを中心に、様々な食の情報をテレビ、雑誌、ウェブなどのメディアにて提案、執筆。
自らのアンチエイジングフードのポイントは「スパイス」。
古代エジプトより薬として活用されたスパイスをこよなく愛する。
●ブログ『恋しいアジア』~アジアンフードディレクター伊能 すみ子~更新中

●著書●著書『マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。』/div>

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