アンチエイジングニュース
2007.04.16
金柑のみつ漬け
「金柑のみつ漬け」――アンチエイジング料理レシピ(90)
三寒四温の言葉どおり、寒さと暖かさが混在する春先はかぜに気をつけたいもの。まして花粉症の方にはつらい季節です。昔から金柑の甘露煮などは風邪の予防になる薬として親しまれてきましたが、最近良く見かける寧波金柑は、うずら卵大で、果皮、果実ともに甘みが強く、香りも良く、皮ごと生のまま食べてもおいしいのが特徴です。
果皮は、果肉よりビタミンCが多く、果皮に含まれるヘスペリジンは、ビタミンCの効果を促進し、毛細血管の保護に有効です。ビタミンEも多く、血行をよくする働きがありますから、不快な症状の改善も期待できます。渋み成分のリモネイド、香り成分のオーラプテンなど、がん予防成分もたっぷり含まれています。
生で食べてもおいしい金柑ですが、咳止め効果を高め、箸休めとしても重宝するはちみつ漬けにしました。甘露煮のように、日持ちはしませんが手軽にできるので、焼き魚や漬け魚の焼き物の前盛りにすると、手軽に栄養価を高めることができます。
材料
金柑 | 300g(12個) |
塩 | 少々 |
はちみつ | 150ml |
丁子 | 4本 |
作り方
(1)金柑はよく水洗いして水気をふきとっておく。たて半分に切り竹串を使って種を取る。器にいれ、塩少々をし、はちみつをかけ<、丁子を入れてしばらく置き、甘みをしみ込ませる。
☆紅茶に入れて、香りを楽しむのも良でしょう。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
※総カロリー:507kcal
(料理製作時に材料を計量して算出した概算です。目安としてご利用ください)
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