アンチエイジングニュース

かつおとれんこんの酢いり
――アンチエイジング料理レシピ(268)

アンチエイジングに肌の紫外線対策は今や常識ですが、年を重ねるほどに個人差が出る肌年齢は、良い食事で大きく左右されます。老化に伴う肌のトラブルの1つのくすみは 血行不良や皮脂の酸化による過酸化脂質の増加から起きますが、不足も大きな要因です。年とともに皮膚細胞に取り込める酸素の量が減少するうえに、ヘモグロビン(血色素)が足りなければ、肌色はくすんできます。鉄は一つの食品から摂れる量はそれほど多くないので、毎日いろいろ摂り合わせてトータルで取る必要があります。また、吸収率が低いので、たんぱく質クエン酸酢酸と一緒に摂ると腸からの吸収が高まりますから、おすすめです。
旬のかつおとれんこんの酢いりは、照りを付けて味濃く煮付けていますが、酢が入っているのでさっぱりとした味わいです。こういった煮方を酢いりといいますが、かつおの鉄分の多い血合いもおいしくいただけ一石二鳥です。新しょうがと青さんしょうを添えて旬の味わいです。

アンチエイジング料理
<材料>2人分

・かつお   150g
・れんこん   150g
・酒   大さじ3
・みりん   大さじ3
・酢   大さじ3
・しょうゆ   大さじ2と1/2
・水   大さじ3
・しょうがのせん切り   適量
・しょうがのしぼり汁   適量
・青さんしょう   少々

<作り方>

(1)かつおは食べやすい大きさに切る。れんこんは皮をむき1cmくらいの厚さの斜め切りにし、酢を入れた湯でさっとゆでておく。
(2)しょうがは、半量をせん切りにし残りをおろして絞っておく。
(3)鍋に酒、みりん、酢、しょうゆ、水を入れていれて煮たて、かつおとれんこんを入れて、火が通るまで煮る。煮汁にとろみがでてきたら、弱火にして煮汁を絡めて、てりをだす。
(4)器に盛り、上にしょうがの絞り汁と千切り、青さんしょう添える。

 

(1人分 269kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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