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女性のライフステージを楽しむためのウィメンズヘルス!日本の現在の状況は?

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アンチエイジング 美食スタイル

新しい年を迎えるたびに「今年こそ規則正しい生活を心掛けよう」と誓う私です。しかし、日々の慌ただしさからその誓いも忘れがちになってしまいます。これではいけませんね。年初めですので、より健康に、より楽しく生活するためにも、人生という長い期間を食から考えてみたいと思います。女性の生涯のライフステージを楽しむために心と体の健康のために「ウィメンズヘルス」に注目してみましょう。

***ウィメンズヘルスとは?***
近年、“ウィメンズヘルス=女性の健康”を軸にした診療科が増えていることをご存じでしょうか。私たちは年齢を重ねていく中で、思春期、更年期、高齢期、といった段階を進んでいきます。その段階ごとに健康への問題や課題が発生しますよね。病気そのものと向き合う健康面だけではなく、疲労やストレス、生理的変化や仕事や家庭での役割など、体と心のケアは多岐に渡っていて、一生涯にわたる健康の範囲がウィメンズヘルスといえます。
ウィメンズヘルスは、元々“母性の健康”とされていて、アメリカから伝わった臓器別医学の事を示していました。しかし、臓器だけをみて健康が保てるのか、病気を治せるのか、といった疑問から生命活動すべてをトータルとした医療の取り組みとして改革され、診療が行われるようになりました。

***データから体と食生活をみてみよう***
先日、厚生労働省から「国民健康・栄養調査」(平成26年実施)について発表がありました。これは、国民の体の状況、栄養素の摂取量、生活習慣の状況を明らかにし、健康増進の推進を図るものです。調査対象は、年齢層無作為抽出した300単位区の世帯で、有効回答3648世帯からデータをまとめたものです。

【肥満の状況について】
適正体重を維持している人の目標値は、肥満者の割合:男性20~60歳代28%。女性40~60歳代19%です。これに対して調査結果は、男性(同年代)30.2%。女性(同年代)22.0%でした。数値が高かったのが男性50~59歳の34.4%。女性70歳以上24.7%でした。この結果は、この10年間で有意な変化はみられなかったということでした。これはデータの話であって、必ずしも目標値がすべてではありません。ただ、肥満は体に影響を及ぼす可能性がありますので、意識をしてみるのも大切ですね。

【野菜摂取について】
肥満防止や栄養素のバランスに有効な野菜の摂取を確認してみましょう。1日の摂取量の全体の平均値は292.3gでした。よく「1日の野菜摂取量の目標350g」という表記をスーパーなどでみたことがあると思います。また、食品でも“1日分の野菜が取れる”ことを掲げたサラダや料理をみたことがあるのではないでしょうか。どの年代、性別も350gの基準に達してはいませんでした。野菜は、生で食べるのは大変ですが、鍋料理や温野菜にすることで、食べやすくなり、嵩も増えるので、おすすめの食べ方といえますね、特に今年は野菜の価格が安くなっているので、この機会により多くの野菜摂取を心掛けてみてはいかがでしょう。

厚生労働省のホームページには、この他にも様々な項目において、調査結果が掲載されているので、私たちの生活に対する状況を確認してみてもよいかもしれませんね。

******すみ子のちょこっとZOOM UP*******
ウィメンズヘルスに関して、日本ではまだまだ認識の薄い人もいるのですが、アメリカでは盛んに推奨されています。同名の雑誌も発売されていて、著名タレントの食生活のインタビュー記事や参考になるレシピが掲載されたりしています。
アメリカは肥満大国なんていわれていますが、和食ブームによって寿司や刺身を中心とした和食がとてもヘルシーだと人気になっています。さらに、ダイエットの大敵とされる甘味料の多い炭酸飲料を控えて、お茶を飲む傾向があるとか。1回の食事量が多い傾向のアメリカですが、実は野菜の摂取量は日本よりも多いそうです。とはいえ、肉類やジャンクフードの摂取量も多く、肥満とやせの割合が極端な国でもありますよね。日本人の感覚からすると、理解できないところもありますが、国によって健康に対しての解釈が違うのもおもしろいところでしょう。

伊能 すみ子(INOU SUMIKO)

食の専門家であるフードアナリスト1級。
気象番組ディレクターを経て、日本をはじめ世界各国の料理や
食文化を学ぶ。
エスニック、スイーツを中心に、様々な食の情報をテレビ、雑誌、
ウェブなどのメディアにて提案、執筆。
自らのアンチエイジングフードのポイントは「スパイス」。
古代エジプトより薬として活用されたスパイスをこよなく愛する。
ブログ『the next ASIAN FOOD star☆』更新中

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