アンチエイジングニュース

アンチエイジング 美食スタイル

寒さも本番を迎え、北の地方では雪の便りも聞かれるようになりました。暖房にもフル稼働してもらわないといけませんね。街を歩いていると、若い女性がホットパンツをはいて、すらりと伸びた足を出している姿をみて「あ~!見ているこっちが寒くなる~」って、思ってしまうのは私だけでしょうか。昔は気にならなかったのになぁ(笑)

歳を重ねると女性ホルモンの減少や自律神経の働きも鈍くなり、さらに寒さが増すことで血行が悪くなりがちです。筋肉も緊張してくるので余計な力が入ってしまい、肩こりや関節の痛みを伴うこともあります。塗り薬やマッサージをすることで痛みの解消になりますが、日頃の食生活にも気をつけてみましょう。

***まずは体を温めることから始めよう!***
暖房で体を温めるのは手っ取り早い方法ですが、乾燥による肌のカサツキや喉に負担をかけることがありますね。そこで体内を温めることで、血行を促進しながら筋肉をほぐしていきましょう。

主役となるのは、おなじみの「ショウガ」です。冬に欠かせない食材でもありますね。ショウガはぜひ加熱して食べてみてください。辛味成分であるジンゲロールがショウガオールに変化します。これは冷え性を改善し、血流を良くしてくれます。手早く摂取するには、鍋や味噌汁に入れるのがおすすめです。スープに溶け込んだショウガをいただくことで、じんわりと効果的に体を温めてくれるでしょう。
また、スライスして天日干ししたショウガを炒め料理や蒸し物に使用してもさらにショウガオールの成分が増えてきます。うま味も増して料理にワンランク上のおいしさとなるでしょう。

***肩こりからくる解消フードとは?***
最近は、スマホやパソコンの画面を長時間見ることで疲れ目になったり、操作のために肩に力が入って、肩こりになったりする人が増えているそうです。血流改善、体温保持の次はピンポイントでコリを解消していきましょう。
血液は栄養素や酸素も一緒に、私たちの体の中を循環していきます。細胞の新陳代謝も活性化させて、疲労による肩こりの解消にもつながります。では、どのような食べ物が有効とされるでしょうか。

【梅干しで疲労物質解消】
昔から日本人に愛され続けている「梅干し」。ことわざのひとつに『梅はその日の難逃れ』という言葉があります。これは、食欲増進や整腸作用のある梅干しを朝に食べて、一日をスタートさせれば無事に過ごせ心身ともに健康でいられる、という意味です。梅干しの酸味成分であるクエン酸を摂取することで、疲労解消に一役買っています。蓄積された疲労を緩和させ、肩こりの症状も解消してくれるのです。

***腰痛からくる解消フードとは?****
同じ姿勢を続けていたり、寒さから腰痛になったり、過度の負担や加齢による椎骨や椎間板の老化など、腰痛の原因は様々です。職場での腰痛に関することですが、2013年に厚生労働省は「4日以上の休業を要する腰痛は職業性疾病の6割を占める」と発表しています。最近では、介護による腰痛を訴える人も多いそうです。

【干しエビで軟骨再生】
最近CMを見ていて気になっているのが、「グルコサミン」軟骨や関節の痛み解消のアミノ酸成分です。甲殻類含まれているグルコサミンは、特に殻に多く含まれています。とはいえ、「蟹や海老を殻ごと食べるのはちょっと・・・」と思われる方もいると思います。そこでおすすめが「干し海老」です。グルコサミンは軟骨、靭帯、腱などの細胞間の結合組織を構成している成分で、軟骨の再生のための必須栄養素といえます。腰痛は背筋や腹筋の筋肉の衰えからも症状が出てきやすいので、食べ物と併用して日頃から運動を取り入れてみてくださいね。

これからの時期は、大掃除や正月の準備でやらなければいけないことが山積みになります。疲労や筋肉の痛みから肩こりや腰痛、さらには体全体の痛みを伴うこともあるかもしれません。しっかりとした食生活を送り、ゆっくりお風呂に浸かりながらマッサージなどして、体をほぐしてあげましょう。

伊能 すみ子(INOU SUMIKO)

食の専門家であるフードアナリスト1級。
気象番組ディレクターを経て、日本をはじめ世界各国の料理や
食文化を学ぶ。
エスニック、スイーツを中心に、様々な食の情報をテレビ、雑誌、
ウェブなどのメディアにて提案、執筆。
自らのアンチエイジングフードのポイントは「スパイス」。
古代エジプトより薬として活用されたスパイスをこよなく愛する。
ブログ『the next ASIAN FOOD star☆』更新中

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧