アンチエイジングニュース
2015.06.25
粗びきビーフハンバーグ
粗びきビーフハンバーグ
――アンチエイジング料理レシピ(251)
筋肉は何もしないと、年とともに委縮していきます。高齢になると姿勢が悪くなるのも、これが原因の一つです。アンチエイジングのためにも、体の歪みを取り、きれいな姿勢を保ちたいですね。筋肉の減少を防ぐには、運動とたんぱく質が欠かせません。人間の体は、新陳代謝を繰り返し、合成と分解が同時に行われていますから、運動後何もとらないと、筋肉は分解し続け、たんぱく質を摂った時だけ、筋肉の合成がおこなわれます。必須アミノ酸のBCCAやロイシンを摂取すると体に筋肉を合成するようにシグナルが送られ、これに反応して体は、筋肉を合成しようとしますが、その時に筋肉成分となる必修アミノ酸がなければ、合成は効率よく進まないのです。肉類は、BCAAやロイシンを多く含む優れたたんぱく質源ですが、動物性脂肪を多く含むものは、摂りすぎないように注意が必要です。
粗びきビーフハンバーグは、人気の牛肉の赤身を粗びきにして、うまみを引き出します。赤身の肉をジュシーに仕上げるポイントは、火を入れすぎないこと。脂肪分が少ないので、バターにケッパーやみじん切りにしたパセリを加えたソースを添えても、ヘルシーです。さわやかな味わいとビタミンを補うこともできます。パセリは、火を止めてから加えると、ビタミンCの損失が防げます。
・牛肉赤身肉 | 250g |
・玉ねぎ | 1/3個 |
・にんにく | 一片 |
・溶き卵 | 大さじ2 |
・塩 | 小さじ1/4 |
・こしょう | 少々 |
●ソース | |
バター | 大さじ2 |
ケッパー | 大さじ1 |
パセリ(みじん切り) | 大さじ2 |
・紫玉ねぎ、トマト、ベビーリーフ | 核適量 |
<作り方>
(1)牛肉赤身肉は、フードプロセッサーまたは、包丁でたたき、粗みじんに刻んでおく。 | |
(2)ボールに(1)の肉、玉ねぎ、にんにくのすりおろしを加え、溶き卵、塩、こしょうをして、粘りが出るまで良く混ぜる。2等分にして、円形に形を整えておく。 | |
(3)フライパンにオリーブオイルを熱し、(2)のハンバーグを入れ、強火で両面に焼色を付け、火を弱めて、片面2分くらい焼く。さらに取り出して、アルミフォイルをかけ、肉汁が落ち着くまで、2~3分おく。 | |
(4)(3)のフライパンの油と汚れを軽くふき取り、バターを加えキャラメル色に焦がしたら、ケッパーとパセリみじん切りを入れすぐに火からおろす。 (5)紫玉ねぎとトマトの輪切りの上に、ハンバーグを盛り、(4)のソースをかけ、ベビーリーフを添える。 |
(1人分 384kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします