アンチエイジングニュース

お風でアンチエイジング

仕事やプライベートなど日々の生活は、楽しいことばかりではなく、ふと「ツライ」と感じる瞬間は誰にでもあるものです。
それに加え、不規則な食生活、栄養バランスの偏り、睡眠不足、運動不足、紫外線に喫煙、飲酒……
そして、何より、心理的なストレス。
おまけに、最近では、PM2.5などの大気汚染や、パソコンやスマートフォンなどの電磁波など、未だかつて想像だにしなかった「敵」まで現れています。

時代が劇的に進化し、便利さとスピードが可能になった半面、現代は心身ともに健やかに過ごすことが難しい時代と言っても過言ではありません。

また、衛生的な生活環境が整い、病原菌にさらされる機会が格段に減った分、それらに抵抗する力も知らず知らずのうちに弱くなったという説もあります。
しっかり寝ているつもりなのになかなか疲れが取れない、風邪をひきやすくなり治りづらくなった、季節の変わり目やちょっとした生活の乱れで肌や体調を崩しやすい…。
もし、心当たりがあったら、要注意!
心と身体の健やかさを取り戻すための 入浴活用術をご紹介しましょう! の 入浴活用術をご紹介しましょう!

バスクリン お風呂博士に聞く! 究極の入浴術
「ぬるめ×じっくり入浴」で現代の「敵」に負けない免疫力!を養う

■何より大切なのは、免疫力!

こんな時代を生きる私たちにもっとも大切なのは、「免疫力」です。
免疫力とは、体内に入ったウィルスや細菌、異物などから自分自身の体を守る力。
マクロファージやT細胞、NK細胞といった専門用語を耳にしたことがある人も多いと思いますが、私たち人間がもともと持っているはずの能力です。
最近では、医療の分野でも美容の分野でも話題になっているので、興味を持っている人もいるでしょう。

■じつはこの免疫力、自律神経や体温と密接に関わっています!!
一般的に、免疫力は体温が1度下がるとおよそ30%低くなり、逆に1度上がるとおよそ60%高まると言われています。

生き方に無理が続くと交換神経優位が続き血管収縮が強くなり血流障害がおき低体温になります。心血管系に負担がかかり、高血圧症や狭心症、不整脈などに・・・・また、細菌処理に活躍する白血球のうちの一つ顆粒球が異常に増殖して本来の仕事が出来ず、かえって粘膜の炎症を引きおこしてしまいます。
また、副交感神経優位が続き血流が良くなりリンパ球が増殖して病原菌を処理してくれるのですが、リンパ球が過剰になりすぎるとアレルギー反応が起きてしまい内在するウイルスが暴れだすこともあります。
健康でいるためには自律神経と体温のバランスが大切になってきます。
今、女性たちを中心に、平熱が36℃を下回る「低体温」の人が増えています。
また最近では、男性たちにも低体温の人が増えているという傾向が見られます。
女性は「冷え」を自覚し、そのための努力している人も多いと聞きますが、男性はなぜかまったく意識していない人が多いよう。
運動不足で筋力が低下していること、エアコンの普及で汗をかきづらくなっていること、過度なストレスなど、現代ならではの環境が、大きく免疫力を低下させている可能性があるのです。長寿が当たり前の現代、穏やかに年齢を重ね「健康寿命」を延ばすために病気にならない「予防医学」が注目されていますが、それはまさに、免疫力を高めることにほかなりません。

男女問わず、年齢問わず、今一度自分の免疫力、
すなわち自律神経と体温のバランスについて意識する必要があるのではないでしょうか?

■免疫力を高めるためには、体温を上げること!

免疫力を高めるためにできること、それは体温を上げること。
そこで、お風呂が効果を発揮します。

お風呂による「免疫力アップ」

■お風呂効果(1) 水圧効果
お風呂に浸かると全身に水圧がかかり、呼吸の回数が増えて心肺機能があがります。
その結果、血行が促進され体温が上昇=免疫力があがります。

■お風呂効果(2) 温熱効果
血液は、およそ50秒に1周全身を巡るとされているので、
お風呂に20分浸かると少なくとも20回温められた血液が全身を巡るので、
血液が末端まで行き届き、身体全体が温まると同時に免疫力も高まります。

■お風呂効果(3) リラックス効果
お風呂は、精神的なストレスや筋緊張をほぐしてくれます。交感神経を鎮め、副交感神経にスイッチすることで皮膚温が上昇します。その結果、リラックス効果ももたらし免疫力アップにつながるのです。

■お風呂効果(4)睡眠の質を高める効果
就寝前に入浴で血管を拡張し血行が促進することで体温はぐっと上昇します。その後、血管が拡張しているので熱放散しやすい状況となり、体温は下がりやすくなります。体温の高低差は眠気を感じやすくさせ、眠りの質そのものを高めてくれます。その結果、免疫力UPにつながるのです。

さまざまな視点から、入浴は免疫力を上げる
もっとも手軽で効果的な方法なのです。

■免疫力を高めるために、効果的な入浴法

免疫力を高める、すなわち体温を上げるのが効果的です。
そのためには、夏で39度、冬で40度と少しぬるめのお湯で、20分程度、長めに浸かりましょう。入浴時には、血行促進効果のある炭酸系入浴剤がおすすめです。

情報提供:株式会社バスクリン

株式会社バスクリン
広報 石川 泰弘 / Ishikawa Yasuhiro

バスクリン お風呂博士

昭和37年 12月生まれ 東京都出身
順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科 修士課程修了
現在、同大学院同研究科 博士課程へ進学 
<資格>
・温泉入浴指導員(厚生労働省規定資格 )
・睡眠改善インストラクター (日本睡眠改善協議会認定資格)
現在、全国各地で温泉や入浴、睡眠に関する講演を実施。
講演やセミナー各地で話題となり、出演依頼が後を絶たない。
また、「お風呂博士」として雑誌や会員誌などの原稿を執筆。
TVや雑誌への露出も多数。
著書:「バスクリン社員がそっと教える肌も腸も健康美人になる入浴術26」 (スタンダードマガジン社)
「バスクリン社員が教える究極の入浴術 お風呂の達人」(草思社)
監修:「睡眠・入浴・ストレッチ」(日本文芸社)

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