アンチエイジングニュース

常夜鍋
――アンチエイジング料理レシピ(240)

体をぽかぽかと温めて、代謝を高く保つのにスパイスは心強い味方です。唐辛子やしょうがの辛み成分カプサイシンショウガオールは、口に入れた瞬間に辛みが交感神経を刺激し、胃や腸でさらに吸収されてからも血行を高め、交感神経を刺激して、エネルギー代謝を活発にしてくれます。じんわりと汗をかくのも大きなポイントです。また、カプサイシンやショウガオールは、どちらも脂肪の燃焼を促すアドレナリンの分泌を高めて代謝を盛んにするので、こうした食材を日常的に食べていると、代謝が高い状態が続き、太りにくくなるようです。寒い季節に欠かせない鍋の薬味などにこまめに使って、代謝を高いレベルに保ちましょう。
常夜鍋は、シンプルな食材の組み合わせで、毎日でも飽きないという意味の鍋ですが、つけだれを工夫してみるのも一興です。市販のごまだれやポン酢にも、ラー油やビタミンB群の吸収を高める成分が豊富な玉ねぎや、にんにくを加えれば、さらに代謝アップにつながりおすすめです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・豚肩ロース肉(薄切り)    2個
  ・塩、こしょう    150g
  ・絹ごし豆富    1丁
  ・ほうれん草    1/2束
  ・昆布(5cm×5cm)    1枚
  ・ごまにんにくだれ
     そばつゆ(ストレート)    1/2カップ
     練りごま    大さじ2
     すりおろしにんにく    少々
     ラー油    少々
  ・おろし玉ねぎポン酢
     すりおろし玉ねぎ    1/2個分
     ポン酢    50ml
     みりん    大さじ1

<作り方>

(1)豚肉の薄切りは、2等分する。絹ごし豆腐は、6等分にする。ほうれん草は長さを半分に切る。
(2)ごまにんにくだれ (耐熱ボールにそばつゆ(ストレート)1/2カップ、練りごま大さじ2、すりおろしにんにく少々、ラー油少々を加えてよく合わせ、電子レンジで軽く加熱する)

(3)おろし玉ねぎポン酢 (耐熱ボールにすりおろした玉ねぎ1/2個分と、ポン酢50ml、みりん大さじ1を入れてよく合わせ、電子レンジで軽く加熱する)

(4)鍋に水と昆布を入れてしばらく置く。鍋を火にかけたらほうれん草、豆腐、豚肉を加えて煮て、ごまにんにくだれ、玉ねぎポン酢をつけて食べる。

(1人分  412kcal) 

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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