アンチエイジングニュース

牛肉のソティー・赤ワインソース
――アンチエイジング料理レシピ(289)

寒い季節を乗り切るには、血行を良くし、体を温めてくれる食事を積極的に摂りたいものです。おなかがすいている時は、寒さをいっそう強く感じませんか。体を温め、免疫を高めるには、タンパク質を取る、ビタミン類を取る、ミネラルを取り入れる、つまりバランスの取れた食事をすることです。タンパク質には体を温める働きがあり、これを食事性体熱産生と呼んでいますが、牛肉はこの作用が強いので、冷え性の人には特におすすめです。牛肉に含まれるは、タンパク質と結びついたヘム鉄なので、非ヘム鉄の5~10倍も吸収率が高いのも特徴です。同じ量でも肉の種類や部位によって脂肪の量が大きく違う牛肉ですが、アンチエイジングのためには、赤身を選びたいもの。赤身にはヘモグロビンの合成を助けるビタミンB12が豊富に含まれます。
牛肉のソティー赤ワインソースは、赤身の肉をマリネしておいしく頂く工夫をしたメニューです。赤身の肉はレアに焼いて余熱で加熱するとしっとりといただけます。赤ワインのソースで、一味違うステーキに仕上がりました。食物繊維たっぷりのきのこと組み合わせ、腸内環境も整えて、免疫力を強化します。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・牛ステーキ用肉    1枚
    香味野菜
    (人参、玉ねぎ、セロリ)
   各5cm長さ
    にんにく    1片
    赤ワイン    300ml
  ・しめじ、舞茸、マッシュルーム    300g
  ・固形コンソメ    1個
  ・水    100ml
  ・オリーブオイル    小さじ2
  ・バター    小さじ2
  ・塩、こしょう    少々

<作り方>

(1)にんじん、玉ねぎ、セロリは薄切りに
   する。バットなどに赤ワイン、
   にんじん、玉ねぎ、セロリ、にんにくを
   入れたマリネ液を作り、牛ステーキ
   用に肉を浸けて、冷蔵庫にしばらく
   置いておく。
(2)(1)の肉を取り出して水けを取り、
   塩・こしょうをする。
   フライパンにオリーブオイルを熱し、
   牛肉を好みの焼き加減に
   焼いて取り出しておく。

(3)肉を焼いたフライパンにバターを
   足して、きのこをいため、
   取り出しておく。
   焼き目のついたフライパンに(1)の
   マリネ液を全部入れ、固形コンソメ、
   水を加えて火にかける。
   全体が煮立ち、野菜がしんなりと
   して少しとろみが出たら、
   塩・こしょうで調味し、ざるなどで
   濾してソースを作る。

(4)(2)の牛肉を1cm幅に切って
   皿に盛り、きのこをのせ、
   ソースをかけて、刻みパセリをふる。

 

(1人分   312kcal) 

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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