アンチエイジングニュース

――アンチエイジング料理レシピ(287)

風邪やインフルエンザの流行が話題になる季節です。風邪やインフルエンザのウイルスにとっては25℃前後が快適な環境。体を冷やすと、本来持っている免疫力を低下させるばかりか病原体を勢いづけます。ひきにくい体のために、積極的に温かいものを食べて、体を温めることを心がけましょう。また、タンパク質が不足すると、免疫細胞(白血球)が減少して、攻撃力が低下したり、粘膜のガードが弱まって外敵が侵入したりしやすくなります。丈夫な粘膜が、免疫力アップの決め手です。免疫細胞や粘膜の材料になるタンパク質をしっかりとるには、1日につき、女性は50g男性は60gが目安です。タンパク質が豊富な肉類の中でも牛肉はタンパク質の合成を助け、免疫力の維持に欠かせない亜鉛や血行を良くするが豊富なおすすめ食材です。
おなじみの肉豆腐も、タンパク質の多い食材を組み合わせた、免疫力をあげるアンチエイジングメニューです。寒い季節には、しょうがを少し多めに使ってみませんか。しょうがの辛み成分ジンゲロールショウガオールが血行を促進させ、体もぽかぽかに温まります。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・絹ごし豆腐    1丁
  ・牛肉    150g
  ・小松菜    1/2束
  ・しょうが薄切り    2枚
  ・だし    2カップ
  ・しょうゆ    大さじ1と1/2
  ・みりん    大さじ1と1/2
  ・ゆずの皮    適量

<作り方>

(1)小松菜は4cm長さに切る。
   しょうがは千切りにする。
   牛肉は食べやすい大きさに切る。
(2)鍋にだし、しょうゆ、みりんを入れて
   煮立て、牛肉、しょうがの千切りを
   入れてさっと煮る。
   煮立ったら、絹ごし豆腐を手で
   大きめにほぐして加え、
   (1)の小松菜を加えて、小松菜が
   柔らかくなるまで煮込む。
(3)器に盛り、ゆずの皮の千切りを
   天盛する。

 

(1人分   342kcal) 

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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