アンチエイジングニュース

「アンチエイジング:人間は500歳まで生きられる!!」
――ハセ博士のヘルシー情報最前線(372)

明けまして、おめでとうございます。
本年は、皆様にとって、とてもよい年になることをお祈りいたします。
そこで今日は、遺伝経路操作で蠕虫の寿命を5倍になるという、おめでたいお話。
人間に応用できれば、500歳まで生きられる可能性もあるとのことです。

これは、米国Buck Institute of Age ResearchのPankaj Kapahi博士のチームが、蠕虫(ミミズやヒルなどの生物種)である、シノラブディス・エレガンスの2つの遺伝子を操作し、寿命を5倍に延ばすことに成功したと報告したものです。

「人間で言えば400歳~500歳まで生きる」ということですので、驚きです。

研究では、シノラブディス・エレガンスのインスリン作用に関する代謝経路と、ラパマイシンの細胞内標的(TOR)と呼ばれる代謝経路について、それぞれ別々に遺伝子操作しました。

その結果、TOR経路を遺伝子操作すると寿命は30%延びることが分かりました。

また、インスリン信号経路を遺伝子操作したところ、生存期間が2倍になったそうです。

そして、これらの2つ代謝経路を同時に操作すると、その相乗作用で寿命はさらに130%延びと考えられることから、最終的には5倍の寿命延長が可能となるとのことです。

現在、哺乳類動物でも同様の効果があるかどうかを調べるため、マウスを用いた実験を予定しているところだそうです。

もし私たち人間が今の5倍以上の500歳まで生きるとしたら、どのように生きていくようにしたらよいでしょうかね?

ハセ博士=薬学博士。国立大薬学部や米国の州立大医学部などで研究や教官歴がある。

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