アンチエイジングニュース

魚のスープ
――アンチエイジング料理レシピ(285)

和食よりひと足先に世界遺産に登録されている地中海食が日本でも健康食として注目されています。和食との共通点も多くなじみやすいので、地中海食の特徴を生かした、新しいアンチエイジングメニューに取り組んでみるのも楽しみです。
フランスのビストロなどで定番の魚のスープは、魚介やトマト、香味野菜にオリーブオイルを使った、コクのあるスープです。野菜スープよりひと手間かかりますが、基本的には同じように作れますから、ぜひ挑戦してみてください。きれいな赤いスープの色は、えびやかににも多く含まれる抗酸化成分のアントキサンチンと、トマトのリコピンの組み合わせによるものです。オリーブオイルでしっかり炒めることがおいしさのポイントです。トマトに含まれるクエン酸が、血糖値の上昇を穏やかにするので、食事に初めに頂くスープとしてもおすすめです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・鯛の切り身    1枚
  ・えび、かに    100g
  ・トマト    2個
  ・玉ねぎ    1/2個
  ・長ねぎ    1/2個
  ・セロリ    3cm長さ
  ・オリーブオイル    大さじ1
  ・にんにく    1片
  ・水    450ml
  ・白ワイン    100ml
  ・ベイリーフ    1枚
   ・塩、こしょう    少々
   ・塩、こしょう    少々
  ・薄切のフランスパン    2枚

<作り方>

(1)(1)えびとかには、からつきのまま、ぶつ切りにする。鯛は、皮付きのまま3つくらいに切る。
(2)玉ねぎ、長ねぎ、セロリ、トマトは粗みじん切りにする。
(3)鍋にオリーブオイルを熱し、にんにく、玉ねぎ、長ねぎを炒める。①の魚界を加えて炒め、水、白ワインを加えて煮立て、アクをとる。ローリエ、タイム、サフラン、塩、こしょうを加えて弱火で20分くらい煮る。
(4)(3)のスープをこし別に取りおき、残った魚介は、大きな骨や皮を取り除く、バーミックスなどでつぶす。
(5)取り置いたスープと合わせ、万能こしきなどでこしたスープを温めて調味する。
(6)皿にカリカリに焼いたのフランスパンを置き、周りに⑤のスープを流し入れる。

 

(1人分   243kcal) 

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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