アンチエイジングニュース

かつおとれんこんの煮付け
――アンチエイジング料理レシピ(273)

蒸し暑く、うっとうしい毎日。体が暑さに慣れるまでは、不調を感じやすくなります。疲労回復に役立つ食材を食事に取り入れて、乗り切りたいものです。旬のかつおは高たんぱく、低脂肪の魚で、アンチエイジングには欠かせない食材です。一般に魚の血合いには、疲労回復に役立つビタミンミネラルが多く含まれるので、くせが少ないかつおの血合いは、違和感なく食べられるので、栄養効果が高くなります。造血作用を助ける、疲労回復に効果的なビタミンB1や、血行をよくするナイアシンも多く含まれます。
かつおとれんこんの煮付けは、酒の肴やご飯にあう甘くこってりとした味付けで食欲を誘います。煮汁に酢を使う「酢入り」は、さっぱりと仕上がるので、この時期におすすめの調理法ですが、お酢に含まれるクエン酸には、疲労回復効果や栄養素の吸収をよくする働きも期待できます。組み合わせのれんこんは、胃や腸の粘膜を保護するムチンや消炎作用のあるポリフェノールの1つのタンニンを含み、消化・吸収を強化します。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・かつお    150g
  ・れんこん    150g
  ・酒    大さじ2
  ・みりん    大さじ2
  ・酢    大さじ2
  ・水    大さじ2
  ・しょうゆ    大さじ1
  ・砂糖    小さじ2
  ・おろし生姜    適量

<作り方>

(1)かつおは、食べやすく切る。
   れんこんは洗って皮をむき、
   1cm厚さの斜め切りにし、
   酢を少量加えた湯で、さっとゆでて
   取り出しておく。
   しょうがはおろしておく。
(2)鍋に酒、みりん、酢、しょうゆ、
   砂糖、水を入れて煮立て、
   かつおとれんこんを加えて煮付け、
   充分に火が通るまで煮る。
(3)煮詰めて、照りをつけたら、
   器に盛り、おろししょうがの
   絞り汁をかける。

 

(1人分   268kcal) 
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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