アンチエイジングニュース

卵と筍ときくらげの炒めもの
――アンチエイジング料理レシピ(269)

新しいことにがんばろうという意欲や、前向きな気持ちで過ごすためには、脳パワーが欠かせません。理解力、思考力、判断力をふるに活動させ、考えをすばやくまとめて行動に移す、そんなハイレベルな頭脳活動もサポートします。脳パワーを発揮するためには脳が活動するために欠かすことのできない栄養素を送り込むためにも、かしこく食べることが大切です。良質なたんぱく質である卵は、神経伝達物質の合成に欠かせない成分のレシチンが豊富なことで注目されています。食事から取ったレシチンは、体内で神経伝達物質のアセチルコリンに変わり、記憶力や学習能力を高めます。そのときに大切な役割を果たしているのがビタミンB12葉酸です。
卵とたけのこときくらげの炒めものは、たけのこの香りが春を感じさせます。たけのこ、きくらげには卵に含まれない食物繊維が豊富です。豚肉はビタミンB群、小松菜は葉酸を多く含んでいます。この組み合わせは彩りだけでなく、栄養効果も高めます。コレステロールを心配して卵を避けている方も多いようですが、いろいろな食材と組み合わせたメニューで1日1個を目安に摂るのがおすすめです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

  ・卵     2個
  ・茹でたけのこ     1/2個
  ・きくらげ     3g
  ・豚肉     80g
    しょうゆ     小さじ1
    ごま油     小さじ1
  ・しょうが     1片
  ・ねぎ     1/2本
  ・小松菜     2本
  ・合わせ調味料     
    酒     小さじ2
    砂糖     小さじ1
    しょうゆ     大さじ1
    酢     小さじ2
  ・ごま油     大さじ1

<作り方>

(1)きくらげは水に戻して、石づき
   (根元の硬い部分)を取り
   食べやすく切る。
   茹でたけのこは、5mm厚さの
   薄切にする。
   しょうがは1cm角の薄切り、
   ねぎは1cmの斜め切りにする。

(2)豚肉は4cm長さに切り、しょうゆ、
   ごま油、片栗粉を混ぜる。
   小松菜は4cm長さに切る。

(3)ボールに卵を割り入れ、
   はしで解きほぐしておく。
   小さなボウルに合わせ調味料の
   材料を混ぜ合わせる。
(4)(フライパンにごま油小さじ2を熱し、
   (3)の溶き卵を入れ、
   大きくかき混ぜてふんわりさせ、
   取り出しておく。
   同じフライパンにごま油小さじ1を
   足し、(2)の豚肉を軽く焼き色が
   つくまで焼いたら、しょうが、ねぎ、
   たけのこ、きくらげを加えて炒める。
(5)全体に火が通ったら、
   合わせ調味料を廻しかけ、小松菜、
   ふわりと炒めた卵も加え
   炒め合わせる。

 

(1人分   269kcal) 
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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