アンチエイジングニュース
2013.01.31
さばのみそ煮
さばのみそ煮
――アンチエイジング料理レシピ(264)
冬期は、からだの新陳代謝が落ちて肌や髪に栄養がゆきわたりにくくなるため、肌荒れ・乾燥の原因の1つとなりがちです。そのような時は良質なたんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2など、皮膚の抵抗力を高めるビタミンCを積極的に摂り、体を冷やさないことが重要です。そこでおすすめなのが、冬に脂ののる青魚と野菜の組み合わせです。しょうがの辛味成分のジンゲロンは新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きがあります。長ねぎは体を芯から温め血行を促進します。長ねぎ特有の刺激臭アリシンは、ビタミンB1と結びついて、その働きを強化し、糖質のエネルギー代謝を促進して、体をあたためてくれます。
今回ご紹介するのは、なじみ深いさばのみそ煮ですが、ちょっとした工夫で魚嫌いの方にもおいしくいただけます。塩をして、熱湯で霜振りする手間で臭みが和らぎます。体を温める働きのあるしょうがやねぎも意識してたっぷり使いましょう。しょうがのジンゲロンは皮に多く含まれるので皮付きのまま使うのが効果的です。煮汁をとろりと煮詰めて、まるでフレンチのソースのように仕上げてください。白菜やかぶなどの冬野菜は量がたっぷりいただけるので、ビタミンCの補給源になります。焼き野菜にして添えましょう。
<材料>2人分
・さば | 半身 |
塩 | 少々 |
・水 | 1と1/2カップ |
・昆布 | 3cm角1枚 |
・みそ | 大さじ1と1/2 |
・砂糖 | 大さじ1 |
・みりん | 大さじ2 |
・酒 | 大さじ2 |
・しょうがの薄切り | 6枚 |
・ねぎ | 4cm長さ |
・白菜 | 100g |
<作り方>
(1)さばは半分に切り、皮目に飾り切り して、ざるなどにのせ塩をして しばらく置く。 (2)底の広い浅鍋に昆布と水を |
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(3)(1)のさばに、皮を破らないように 熱湯をかけ、霜ふりにする。 昆布だしとしょうがの 薄切を煮立て、皮目を上にして さばを入れ、中火で煮る。 |
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(4)再び煮立ったら(2)の合わせ 調味料を加え、落としぶたをして 10分くらい煮る。 さばに火が通ったら、煮汁を かけながら、煮汁がとろりとして つやが出るまで煮る。 仕上がりに合わせ、フライパンに 白菜をいれ、強火で焦がさない ように両面を焼く。 |
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(5)さばとしょうがの薄切り、 焼いた白菜を皿に盛り、 煮汁をかけて(2)の 白髪ねぎを添える。 |
(1人分 267kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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