アンチエイジングニュース

あじときのこのサラダカレー風味
――アンチエイジング料理レシピ(259)

神経細胞のシナプスの先端や能の海馬に多く含まれるDHAは、不足すると判断力や記憶力が低下するといわれています。1日の摂取量は0.5g~1.0gですから、脳を若く保つために積極的にとりたい成分です。これからの季節に脂が乗る旬の青魚にはDHAが多く、健能ビタミンのビタミンB1とB2、ニコチン酸などビタミンB群もまんべんなく含まれています。互いに協力してはたらくビタミンB群を青魚なら効率よく摂れます。あじは青魚としては比較的あっさりとしていますが、DHAや健脳ビタミンが豊富で、青魚が苦手な方でもいただきやすい魚なので、おいしくいただくレシピを増やしておきたいものです。出会いのきのこは、ビタミンDや食物繊維が多く、カロリーは低いので、組み合わせる食材として最適です。
あじときのこのサラダは、旬の食材を組み合わせたおいしいアンチエイジングメニューです。いろいろなバリエーションでいただけますが、カレー粉を使うと、魚臭さが消えるうえ、色素成分のクルクミンが魚の脂肪の酸化を防ぐので、おすすめです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・あじ(3枚におろしたもの)     2尾
  塩、こしょう     少々
 ・カレー粉     小さじ2
 ・エリンギ、椎茸、しめじなど     合わせて200g
 ・にんにく     1片
 ・さやいんげん     5本
 ・オリーブオイル     小さじ2
 ・ドレッシング     
  エクストラバージンオリーブオイル     大さじ2
  白ワインビネガー     小さじ2
  塩、こしょう      少々

 
 
<作り方>

(1)あじは小骨と皮を取って包丁目を入れ、塩、こしょうをしてしばらく置き、焼く直前にカレー粉を振る。
(2)きのこ類は食べやすく切る。にんにくはみじん切りにする。いんげんはすじをとり、色よく茹で、太ければ縦半分に切る。
(3)ボールにドレッシングの材料を入れてあわせておく。
(4)フライパンにオリーブオイル小さじ1を熱し、きのことにんにくを炒める。きのこを取り出し、残りのオリーブを加えて、(1)のあじを皮面からカリッと焼く。
(5)皿にいんげん、きのこ、あじを盛り、(3)のドレッシングをかける。

 

(1人分   285kcal) 
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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