アンチエイジングニュース

いかとセロリの中華風サラダ
――アンチエイジング料理レシピ(253)

梅雨が明けると猛暑がまっています。節電の夏は、夏ばてしない食べ方で、乗り切りましょう。最近の研究では、疲れの元凶は、体内で大量に発生する活性酸素といわれています。夏野菜に含まれる抗酸化成分でこの活性酸素を抑えれば、疲労が軽くなり、疲れからの回復も早まります。アンチエイジングな食生活にも、重なるところです。さらに夏野菜は体の熱をとるものがほとんどですし、ビタミンミネラルも豊富ですから、たっぷりいただいて、食生活も、エコな生活を目指しましょう。
いかとセロリの中華風サラダは、体内から余分な水分を排出するカリウムが豊富なきゅうりやセロリをたっぷり使っています。セロリの独特な香り成分セダノリッドやアピオイルには、精神を安定させ、不眠やイライラを解消する働きがあるといわれていまから、暑さによる夏の不眠解消に役立ちそうです。旬のいかには疲労回復に役立つタウリンが豊富です。いかの薄皮をむくことで、消化がよくなりますから、ひと手間を惜しまずに調理してください。ドレッシングに使った大さじ1杯のごま油が風味とこくと満足感を与えてくれます。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・いか     1杯
   しょうがの絞り汁     小さじ2
   酒     小さじ2
   塩     小さじ1/3
   片栗粉     小さじ2
 ・セロリ     1本
 ・きゅうり     1本
 ・きくらげ     少々
   しょうゆ     大さじ1
   ごま油     大さじ1
   酢     大さじ1と1/2
   砂糖     小さじ1/2
 ・トマト      1個

<作り方>

(1)いかは皮をむいて、縦に細かく包丁
   目を入れたものを、縦半分に切り、
   横に5mm幅に切る。
   しょうがの絞り汁、酒、塩、片栗粉で
   下味をつけておく。

(2)セロリは硬いすじをとり、縦半分に
   切り、斜め薄切りにする。
   きゅうりは縦半分に切り、斜め
   薄切りにする。きくらげはぬるま湯に
   ひたして戻し、いしずきを取り、
   さっとゆでておく。

(3)(1)のいかは熱湯で湯どうしし、水け
   を切っておく。
   トマトは横に薄切りにする。

(4)しょうゆ、酢、砂糖、ごま油を混ぜ
   合わせたたれを作る。

(5)器にトマトを並べ、いか、セロリ、
   きゅうり、きくらげを混ぜたものを
   盛り付け、食卓で(4)のたれを
   かける。

 

(1人分   120kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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