アンチエイジングニュース

長ねぎのマリネ
――アンチエイジング料理レシピ(241)

東洋医学では「冷えは万病の元」といいます。体は寒さを感じると、手足などの末消血管を収縮させ、内臓や脳などに優先的に血液を循環させることで生命活動を維持しています。体を温めることで、手足の冷えも改善されますが、慢性的な血行不良が続くと、体はダメージを受けやすく、免疫力の低下にもつながります。かぜの予防や代謝を落とさないためにも、寒い季節は体を温める食材を意識して摂り、血行の改善に努めたいものです。
長ねぎの白い部分に多く含まれるアリシンには、血行を促進して体を芯から温めるほか、抗菌、殺菌効果があり、のどの痛みやせきを鎮める作用もあります。長ねぎのマリネと組み合わせた卵は、免役細胞をサポートする良質のたんぱく質を含み、ねぎとの相性も良いので、これからの季節に活躍するアンチエイジングメニューです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・長ねぎ     2本
 ・白ワイン     60ml
 ・ワインビネガー     大さじ1
 ・エクストラバージンオリーブオイル     大さじ2
 ・塩、こしょう     少々
 ・温泉卵     2個

<作り方>

(1)白ワインをボールに入れ、電子レンジで加熱し、塩、こしょうをして冷ましておく。

(2)長ネギは、半分に切り、ばらばらにならないようにゆで、しんなりしたらざるにあげておく。

(3)バットにワインビネガー、オリーブオイル、(1)の白ワインをあわせ、冷ました(2)の長ねぎを加えて、半日くらいつけておく。

(4)皿に長ねぎのマリネと温泉卵を盛り付け、こしょうをふる。

(1人分 208kcal)
★ 下仁田ねぎやリーキをつかうと、甘みが増し、さらにおいしく召し上がれます

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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