アンチエイジングニュース

ドクターズリレー通信

心身の健康やアンチエイジングを考える上で、日常生活の「食事・睡眠・運動」は非常に重要です。医療の現場で様々なアンチエイジングの治療に携わるドクターたちは、はたしてどのような生活上の工夫をしているのでしょうか? そこで、ドクターたちにアンチエイジングのあれこれを実際に取材してみました。

第1回目は、AACクリニック銀座の浜中聡子院長の登場です。

2006年に開院したAACクリニック銀座では、ホルモン補充療法、頭髪治療などのほか、患者さんのニーズに沿ったオーダーメイド医療を提供しています。アンチエイジング分野のリーディング・クリニックで治療をしている浜中先生は、ご自身の日々の生活の中でどんな工夫をしているのでしょうか。

■食生活で気をつかっている点や、食事をとる時のポイントは何ですか?
毎朝、ニンジンやセロリ、りんごと黒酢を一緒にすりおろしたジュースを飲んでいます。野菜や果物の種類は日によって多少変わりますが、ジューサーで丸ごとすりおろして欠かさず飲んでいます。
好き嫌いはないのでなんでも食べますが、若いころと同じ食生活では体重が気になりますね。そこで、夜の食事が遅くなったときは炭水化物を減らしたり、20時以降は食事量を控えるようにして、太らないように気をつけています。休日には夕食の時間自体を早めに、毎日、三食欠かさずに食べるようにしています。
海外出張に行くときは、“水”ばかりではあきてしまうので、ノンカフェインの飲み物を欠かさないためにほうじ茶や玄米茶などを持参しています。ただ、絶対にノンカフェインでなくては、ということではなく、好物の紅茶も飲みますが・・・。

■生活の中で気を付けていることや運動について教えてください。
今の勤務先で働くようになってからは、週3回ほどプールで泳いでいました。以前別の病院に勤めていたときは、海が近かったので出勤前に海に行くこともありました。今はその時間が取れなくて運動があまりできていませんが、体を動かすなら泳ぐのが一番好きです。

■睡眠のポイント、お気に入りの寝具などがあれば教えてください。
幸いなことに、私はあまり寝具のこだわりなく眠れるほうです。出張の機会も多いですが、高さが気になる時だけタオルで調整するぐらいです。なかなかまとめて眠れないこともありますが、毎日6~8時間、早寝早起きで睡眠時間をしっかり取るよう心がけています。

■美容に関する技やおすすめのケア商品があれば教えてください。
私はあまりたくさん種類を使うほうではありません。日頃のケアには、クリニックでも取り扱っているAAC化粧品のローションを使っています。とくに乾燥が気になる時は、そこに低刺激の化粧品を加えて保湿を心がける程度です。
電動歯ブラシを使って歯を磨いたり、歯ブラシと同じく音波を活用した洗顔ブラシで顔や背中のケアをするのも効果的に思います。


日々忙しく過ごされている浜中先生。「化粧品やケア商品のことはあまりこだわりがなくて参考にならなかったかな?」とのことでしたが、パワフルで生き生きとした先生の表情がとても印象的でした。日常生活で取り入れやすいシンプルで丁寧なライフスタイルそのものに、アンチエイジングの秘訣があると感じました。

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