アンチエイジングニュース

いろいろきのこのバルサミコサラダ
――アンチエイジング料理レシピ(240)

日本書紀にも登場する椎茸をはじめ、昔からなじみの深いきのこは、まだまだ未知なる成分も多い食材です。新顔のエリンギは地中海地方やイタリアではよく食べられれていましたが、日本でも比較的新しく栽培されるようになりました。エリンギに多く含まれるトレハロースは、低カロリーで美肌効果があることや骨粗しょう症の予防にも役立つことが知られています。椎茸などのきのこに多く含まれるビタミンDも、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にします。日光にあたると私達の皮膚でも作られますが、戸外での活動が減るこれからの季節には、食事から積極的に取りたいものです。
いろいろきのこのバルサミコサラダは、きのこのうま味成分のグアニール酸に、トマトのグルタミン酸、帆立のコハク酸といったうま味成分の相乗効果で、低エネルギーでも満足感たっぷりのサラダです。バルサミコ酢を使うことで、ご飯にも合うサラダに仕上がりました。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・帆立貝柱     4個
 ・しめじ     1パック
 ・椎茸     4枚
 ・エリンギ     2本
 ・にんにく     1片
 ・オリーブオイル     大さじ1・1/2
 ・バルサミコ酢     大さじ1
 ・塩     小さじ1/2
 ・こしょう     少々
 ・ベビーリーフ     1袋
 ・ミニトマト     4個

<作り方>

(1)しめじは、石付きを切り、食べやすい大きさに分ける。椎茸は、2cm幅のそぎぎりにする。エリンギは長さを半分にし、薄切りにする。帆立貝柱は1.5cm角に切る。

(2)ミニトマトは4等分のくし型に切る。

(3)フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を敷き、つぶしたにんにくと、帆立貝柱を軽く炒め取り出しておく。同じフライパンにオリーブオイル大さじ1を足し、(1)のきのこを強火で炒める。きのこがカリッとしたら、塩、こしょう、バルサミコ酢を加え、調味する。(2)のミニトマトと取り出した帆立貝柱を加え、さっと炒めたら、火を止める。

(4)皿にベビーリーフを敷き、(2)のきのこと帆立貝柱、ミニトマトをのせる。

(1人分 159kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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