アンチエイジングニュース

焼き野菜
――アンチエイジング料理レシピ(233)

電子レンジを使った蒸し野菜が人気ですが、やはり焼いた野菜には、捨てがたい魅力があります。夏野菜がそろったこの時期、少し涼しい日や、バーベキューなどで、焼き野菜をたっぷり召し上がりませんか。コツは強火でいっきに焼くこと。表面が黒く焦げても中は、野菜の甘みが凝縮され、みずみずしさも残ります。いろいろな野菜を組み合わせ、ファイトケミカルの効果を高めるのがおすすめです。色とりどりのピーマンの仲間は、抗酸化成分のビタミンCβ-カロテンも豊富に含まれています。気になる加熱によるビタミンCの損失も少ないそうです。彩の良いパプリカは、β-カロテンが緑色のピーマンより多く含まれるうえ、焼くと甘味が増し、肉厚で食感もよいので、焼き野菜に欠かせません。最少量の調味でいただくのが、焼き野菜の醍醐味ですが、オリーブオイルを適量加えることで、脂溶性ビタミンの吸収もよくなります。品質の良いエクストラバージンオリーブオイルを使って、香り高くいただきましょう。塩に凝るのも楽しみの1つです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・なす     2本
 ・玉ねぎ     1個
 ・パプリカ(赤、黄)     各1個
 ・ピーマン     1個
 ・トマト     1個
 ・にんにく     1片
 ・エクストラバージンオリーブオイル     大さじ1
 ・ワインビネガー     小さじ2
 ・塩     小さじ1/2
 ・こしょう     少々

<作り方>

(1)魚焼き器などで、野菜を焼く。野菜の皮が真っ黒になったら、紙袋に入れて、10分くらいおく。

(2) (1)の野菜の皮をむき、大きめに切る。焼いたにんにくはみじん切りにする。

(3)皿に盛り付け、塩、こしょう、にんにくのみじん切り、エクストラバージンオリーブオイル、ワインビネガーで調味する。

(1人分 175kcal)

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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