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アンチエイジング 美食スタイル

みなさんは、日頃から「二十四節季」意識していますか?
太陽の通り道によって、1年を24に分けた季節区分のことです。
季節感を表す上でも、とても大切な暦の節目ですね。
7月23日の『大暑』が過ぎて、一年で最も暑い酷暑の時期がやってきました~。
照りつける太陽にも負けないフードアナリスト伊能すみ子が、みなさんにパワーをお届けします!

今回は、夏だからこそ意識にしてほしい”代謝“についてです。
24時間、常に私たちと向き合っている代謝。しかし、今の季節は精力的に活動できなかったり、食欲が落ちたりして、代謝が低くなりがちです。
代謝を高めることで、体の内からエネルギーの活性化が図れます。

***代謝量を増やすことが大切です!***
代謝には、寝ている時にも代謝活動をしている「基礎代謝」、日常の生活から消費される「生活活動代謝」、食べものを食べることで起こる「食事誘導性熱代謝」があります。

代謝量は年齢によって、その量も変化していくもの。
十代でピークを迎えて、悲しいことに歳を重ねるごとに量は少なくなっていくのです(泣)。
代謝量のエネルギーは、カロリー(kcal)が目安になりますが、消費する代謝カロリーが少ないのに摂取するカロリーが多ければ、それだけ脂肪がつきやすくなったりする原因になってしまいます。
基礎代謝量は、筋肉量に関係するので、男性より女性の方が少ないですし、筋肉質の方より脂肪体質の方が少ないのです。
生活活動量も、積極的に運動を取り入れている人が多いのに対して、デスクワークなど体を動かす機会のない人は、代謝量が少なくなります。
食事誘導性熱代謝は、食べることでエネルギーを消費し、その量は料理や食べ方にもよって変化します。

***食事誘導性熱代謝をアップする秘訣***
私たちにとって、食べることは大切なことですね。
普段食べている食事からそのヒントは見えてきます。
では、どうやって代謝量を増やしていくのか?
食事をした時や後など体の中から、ポカポカと熱が発散されている感覚を感じたことはありませんか?実はこの感覚がとても重要なのです。体内では代謝が進んで、エネルギーが消費されていきます。

暑い夏に大活躍の食材といえば、夏野菜である赤唐辛子
この唐辛子が料理に含まれている時は、特に熱代謝が高まっていきます。
唐辛子に含まれるカプサイシンという成分が代謝量を増やしてくれるのです。
強烈な辛みの元であるカプサイシンは、殺菌作用があって、食品の腐敗防止や風邪予防にも、パワーを発揮してくれます。
エネルギー代謝を活発にし、体脂肪の分解作用にもよいといわれているので、食べた後のポカポカを感じたら「おっ代謝が高まってる~」って思ってくださいね。

日本で生産されている唐辛子には、大きく4つの分類群に分かれています。
よく耳にする”鷹の爪”。これを=唐辛子全般と思っている方がいらっしゃると思いますが、
鷹の爪は品種の中のひとつ。カプサイシンを一番多く含んでいて、辛みも最強です。
カプサイシンは、果肉の中にある白いワタに多く含まれていますが、緑色から赤色へ熟成して、乾燥させることで辛さのカプサイシンはさらに全体へと広がっていきます。

***すみ子のちょこっとZOOM UP***
唐辛子が代謝を高めるといっても、そのまま食べるのは危険ですし、どのようにして食べるのがよいのでしょうか。
おすすめ料理は、麻婆豆腐
豆腐に含まれる大豆のたんぱく質がポイントです。
カプサイシンは、たんぱく質に引きつけられる性質を持っているので、その刺激がたんぱく質によって軽減されるのです。
エネルギー代謝を高め、消費量を増やすには、三大栄養素の中でもたんぱく質が優れています。吸収されたエネルギーをたんぱく質が熱として約30%も消費してくれるのです。これは、脂質や糖質が5%前後なので約6倍!!
大豆は植物性ですが、動物性でも発揮してくれるので、牛や豚の挽き肉が入っている麻婆豆腐は最強料理になりますね。

唐辛子はとっても優秀な食材ですが、体質によっては食べ過ぎると胃に負担をかけたりしてしまいます。気になる方は、唐辛子を多く含む料理を食べる前に、牛乳を飲んで(牛乳もたんぱく質豊富)胃に粘膜を作って保護してください。
そして、良く噛んで食べることも大切です。
うまく唐辛子を活用して、アンチエイジングをサポートしましょう。

伊能 すみ子

伊能 すみ子
INOU SUMIKO

食の専門家であるフードアナリスト1級。
気象番組ディレクターを経て、日本をはじめ世界各国の料理や食文化を学ぶ。
エスニック、スイーツを中心に、様々な食の情報をテレビ、雑誌、ウェブなどのメディアにて提案、執筆。
自らのアンチエイジングフードのポイントは「スパイス」。
古代エジプトより薬として活用されたスパイスをこよなく愛する。
●ブログ『恋しいアジア』~アジアンフードディレクター伊能 すみ子~更新中

●著書『マカオ行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。』/div>

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