鮭のり弁当
――アンチエイジング料理レシピ（２２０）

大豆･大豆製品は、各年代の健康をサポートする数々の栄養成分が含まれるおすすめな食材です。特に女性ホルモンに似た働きをすると注目される大豆イソフラボンは、更年期の症状の軽減や、骨そしょう症の予防にも効果が期待されています。動物性たんぱく質に偏りがちなお弁当に取り入れて、アンチエイジングに役立てましょう。
抗酸化成分のアントキサンチンを多く含む鮭をたっぷりのせた鮭のり弁当に、お豆腐やゆばを使ったおかずを組み合わせます。簡単ひりょうずは、前日に多めに用意し、朝、再加熱を兼ねて濃い目の味付けをして詰めれば手軽です。ほうれん草のおひたしに乾燥ゆばを戻さずに加えると、汁がこぼれるのを防ぎ持ち歩きやすくなります。

＜材料＞１人分の弁当

＜作り方＞

	１.お弁当箱に半量のご飯を詰め、のりをちぎりながら敷き、上に残りのご飯を詰め、上に鮭フレークをのせる。 ２.簡単ひりょうず ボールに水けを切った豆腐を入れて、フォークなどで柔らかほぐし、鶏ひき肉、細ねぎの小口切り、白胡麻、片栗粉を加えて、よく混ぜる。少量のオリーブオイルで揚げる。 小鍋にみりん、しょうゆ、砂糖を入れて煮立て、ひりょうずに味付けする。 ３.ほうれん草とゆばのおひたし ボールに２ｃｍ幅に切ったほうれん草を入れ、乾燥ゆばとだしじょうゆを加えて、電子レンジにかける。

４.グレープフルーツ
グレープフルーツは皮をむいて房にし、好みではちみつなどで甘みをつける。

５.おかず用のお弁当箱に簡単ひりょうず、ほうれん草とゆばのおひたし、グレープフルーツを詰める。　
（１人分のお弁当　６３８kcal）

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）