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統合医療展

2月22日と23日の2日間、UBMメディア株式会社主催の統合医療展が東京ビッグサイト(東京・有明)で開催された。
「統合医療」とは、西洋医学を中心に伝統医療や代替医療などを統合してそれぞれ個々に合った治療、もしくは疾病予防などの健康増進を目指す医学のこと。
この展示会は統合医療に関連する製品、療法などを提案する出展者と、医療関係者などの来場者を結ぶ展示会だ。

「統合医療」と一口に言ってもピンとこない方もいらっしゃるだろう。ここで、多種多様なアプローチ方法で溢れかえっていた出展ブースの中からいくつかご紹介しよう。

株式会社生命情報研究所では中国医学とインド医学を融合させた健康美容法「美養法」を提唱している。「美養法」とは、マトリックス(細胞間隙)をケアすることで体の深部から排毒を促し体質改善を図る、病気にならない体づくり=予防法のこと。
特にブースでは「リンパ浮腫」に対する改善ケア《フィジカルケア》の紹介をしており、それは体質を知ることから始まるということで「経絡(けいらく)測定」を実施。経絡とは中医学において、人体の中の気や血などの通り道とされている。中医学に基づく体のバランスや元気具合を分析し、その人の体質を改善する五行の色や食べ物のアドバイスをしていた。

次にご紹介するのはこちらの日本ケアセラピスト協会のブース。ケアセラピストとは通常の介護に加え、予防医学的に美容ケア技術を取り入れて高齢者を対象にフェイスやボディケアを行う技術者のこと。フットケアやハンドマッサージ、メイクに加え、巻き爪や麻痺・リウマチの方のトリートメントを行う。こちらの協会が運営する資格であるケアセラピストは、医学的根拠に基づいたケアを総合的に学習しているそうだ。
取材に応じてくれた浅井氏は看護師の資格を持っているが、ケアセラピストの資格を取得するまで、皮膚や血液の構造を学習する機会がなかった、とのことだ。
高齢者のQ.O.Lが問われる中、このような技術は今後ますます求められるに違いない。

入口付近では、曲がったリング状の器具を使ってストレッチをおこなうウェーブストレッチ体操のブースが目を引いた。
ウェーブストレッチリングを中心とした健康商品の企画・販売をおこなうMAKIスポーツ・星専務取締役に、この器具がなぜこのような形なのかを尋ねてみると、骨盤、肋骨、脊髄など、人体のパーツにフィットするような設計されているとのこと。腋の下に挟めば、体のわん曲にフィットし、この状態だけでリンパの流れが改善すると言われているそうだ。
記者も実際にウェーブストレッチを使用した体操を体験させていただいた。このリングを持ったまま、ヨガを簡易化したような動作をする。リングを用いることでしっかりと体の位置が固定されるため、気持ちのよい伸びが感じられる。
さらにはリングの上に両足を置いて、少しずつ足だけ移動させれば足裏マッサージもできる。このマッサージを続けると、足の筋力アップにもつながり、転倒防止などの効果も期待できるそうである。非常に軽く、邪魔にならないので、テレビを見ながらでも気軽に手に取れそうだ。

その他、サプリメントやアロマテラピー、自然療法といった話題の代替医療ブースが多かった。がんを始めとした難治性疾病などはとくに、西洋医学以外の治療方法が求められるようになってきている。それだけでなく、予防医学の観点でも多くのニーズがある。
この機会を利用した出展者と医療関係者の連携による統合医療技術のさらなる発展を期待する。

(AAN WEB編集部・小田真弓)

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