長いもと鮭のガーリックソティー
――アンチエイジング料理レシピ（２０９）

ご馳走が続き、胃が疲れたなと感じたら、消化酵素を多く含む食材を食事に取り入れましょう。長いもには、アミラーゼ、ジアスターゼ、グルコシターゼといった消化酵素類が大根よりも多く含まれています。長いもの粘り成分のムチンは、胃の粘膜を保護し、胃潰瘍の予防にも効果的です。また、食物繊維の１つでもあるムチンは、食後の血糖値の上昇を抑え、コレステロールを体外に排出する働きも知られています。体内の余分な塩分を排出するカリウムも多く含み、健康維持に効果的な食材です。
長いもと鮭のガーリックソテーは、アンチエイジング食材の鮭と組み合わせた、おつまみに最適なアンチエイジングメニューです。長いもの消化酵素を生かすには、生で食べるのが１番ですから、ソティーする場合も、表面に焼色をつけるくらいに加熱します。オリーブオイルとガーリックの風味で、減塩してもおいしく召し上がれるのもおすすめです。

＜材料＞２人分

＜作り方＞

	（１）長いもは皮をむいて１ｃｍくらいの輪切りにする。紅鮭は１口大のそぎぎりにして塩、こしょうをする。にんにくは薄切にし、芯を取っておく。
	（２）フライパンにオリーブオイルと（１）のにんにくを入れて弱火にかけ、にんにくが色づいたら取り出し、（１）の長いもの両面を色よく焼く。（１）の紅鮭を加えて火を通し、しょうゆで調味する。仕上げにルッコラをちぎって加える。

（１人分　１９７ｋｃａｌ）

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）