「水炊き」
――　アンチエイジング料理レシピ（２０４）

手軽に栄養バランスが取れる鍋は、アンチエイジングメニューに欠かせません。若い女性を中心に、美肌効果があるとコラーゲン鍋が人気ですが、食事から摂ったコラーゲンは、体内で分解、吸収され、再び合成されるので、直接の効果はまだ検証されていないそうです。
しかし、肌のエイジングに大きな影響を与える真皮の主成分の１つですから積極的に補いですね。
水炊きは、鶏手羽肉を煮込んだスープが魅力の鍋です。コラーゲンは、鶏肉の皮や骨に多く含まれており水溶性なので、弱火でゆっくり炊くことでポイントです。
体内で、たんぱく質が再合成されるときに欠かせないビタミンCも白菜をたっぷりいただくことで補えます。
鶏を煮込む時にしょうがの、ジンゲロンやショウガオールといったしょうがパワーが豊富で、代謝を高め、体を温めます。

＜材料＞２人分　　

＜作り方＞

	（１）鶏手羽肉は、よく洗って、水けをふき取っておく。しょうがは薄切にする。
	（２）鍋に、水、酒、しょうがの薄切り、塩、米を入れ、（１）の鶏手羽肉を加えたら、弱火にかけ、アクをすくいながら２０分くらい煮込んでスープを作る。
	（３）白菜は、ざく切り、里芋は１ｃｍ厚さの輪切りにする。小ねぎは、１０ｃｍくらいに切る。 （４）（２）の鍋に、（３）の白菜、里芋、鶏もも肉、小ねぎをきれいに並べ、火にかけて煮えたものから、ポン酢、柚子こしょうで調味しながらいただく。

（１人分　３４３kcal）

※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）