データで読むアンチエイジング 第3回
2004年より、年2回実施している意識調査。今回は、2010年春の意識調査の中から興味深い結果を一部ご紹介します。
今回の意識調査回答者数は、3,838名。うち男性1,338名、女性2,500名。
男女別に年代を分けると、下記のような結果になりました。
男女別を見ると、男女ともに見た目が気になるという結果になりました。女性は7割もの人が見た目を気にしていました。また、上の折れ線グラフを見てもわかるように、男性の特に20歳未満と50代以上で見た目より中身が上回っていました。女性もまた50代を境に見た目のカーブが下降していることがわかります。
また加齢により気になる点を「体の部位」「中身」「ライフスタイル」別に聞いてみました。
男女別でみたとき、「体の部位」でもっとも多かったのは、男性は髪39%、女性は肌61%でした。
年代別では、20歳未満の男性は肌(38%)を、70歳以上の女性は髪(44%)を気にする人が多いという結果になりました。
「中身」では、男女ともに筋力と答えた人が最も多く、それぞれ37%、32%でした。
男性を年代別に分析すると、20歳未満は圧倒的に筋力(75%)が多いが、年齢を重ねるにつれて性機能が気になる人が増えていました。
「ライフスタイル」では、男性は運動(28%)、女性は食事(25%)という結果になりました。
主に女性は食事・運動・スキンケア・睡眠を、男性は運動・食事・睡眠を心がけているという結果になりました。
またその他のとして、「楽しく育児をする」や「笑顔を絶やさないよう心がける」などメンタル面を意識した意見が挙げられました。
この結果でわかったこと、みなさんまずはお金をかけずに基本的な日常生活から気をつけているようです。食事・運動・睡眠、そして日々の生活を楽しむことからアンチエイジングは始まるのでしょう。
今夏に実施した美肌川柳を見ても、女性のみなさん楽しくアンチエイジング活動に取り組んでいることが伺えました。
当法人でも、手軽にできるアンチエイジング情報をご紹介しています。ぜひ参考にしていただき、楽しくアンチエイジング活動に取り組んでいただきたいと思います。
(AAN WEB編集部 渡辺仁美)
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