アンチエイジングニュース

「かつおの漬け丼だし茶づけ」
―― アンチエイジング料理レシピ(194)

暑くて食欲がないときこそ、エネルギーより、栄養素が不足しないように気をつけたいもの。栄養素が多い食材を使うことが重要です。
夏場のかつおは脂肪が少ない分、たんぱく質が豊富です。たんぱく質を構成するアミノ酸の中でもBCAA(分岐鎖アミノ酸)が多く、肝機能が気になる人にもおすすめです。また、動物性のヘム鉄を豊富に含み、貧血予防や、慢性疲労、冷え症、抵抗力の低下など、さまざまな不調の解消に役立ちます。
かつおの漬け丼だし茶づけは、ひと手間でもかつお節からとっただしを使うと、ダブルの疲労回復効果が期待できます。薬味は、たっぷりと添え、葉酸やポリフェノール類を補って、かつおパワーをサポートしましょう。
冷たく冷やしたおいしいおだしをたっぷりかけて、さらさらとお召し上がりください。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・かつお(刺身用)     1さく
 ・しょうゆ     大さじ1
 ・みりん     小さじ1
 ・酒     小さじ1
 ・しょうがの絞り汁     小さじ1
 ・みょうが     2個
 ・しそ     2枚
 ・小ねぎ     2本
 ・ご飯     小2杯分
 だし汁     
 ・水     300ml
 ・かつおぶし     10g
 ・昆布     5cm角1枚
 ・塩     少々

<作り方>
(1)ボールに酒を入れて電子レンジにかけて加熱し、みりん、しょうゆを加え、よく冷ましておく。かつおは1.5cm厚さに切り、ボールに加える。しょうがの絞り汁も加えて、冷蔵庫に入れて、しばらく漬けておく。
(2)水を入れた鍋に、切れ目をいれた昆布を入れ、ふたをして中火にかける。沸騰させないようにしながら、昆布が浮き上がってきたら、取り除く。すぐにかつお節を加えて、弱火で沸騰させないようにしばらく煮て濾す。塩少々で調味し、冷やしておく。
(3)みょうがとしそは、せん切りにする。小ねぎは刻んでおく。
(4)大き目の茶碗に炊きたてのご飯を盛り、(1)のかつおを並べ、みょうが、しそ、小ねぎを盛る。冷やしただし汁をたっぷりかけていただく。

(1人分 390kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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