「あなたの首の悩みは何ですか？」と尋ねたところ最も多いのが「首のシワ」という回答だという。
顔のスキンケアと同様の入念なケアを首まで行っている人はどのくらいいるだろうか。
アンファー株式会社(アンチエイジングネットワーク賛助企業)の「AAC化粧品」を紹介する連載の締めくくりとして、今回取りあげるのは『AAC ネック＆デコルテクリーム』。この商品の特徴を商品開発担当の太田さんに伺った。

■ネック＆デコルテクリーム(49ｇ　7,350円)
●首に年齢が現れやすいのはどうして？●
まず、首にシワができやすい理由を太田さんに説明していただいた。
「首の皮膚は皮下組織と密着していないため、皮膚が下がりやすくシワがよりやすい。さらに首は、顔より皮膚が薄く、紫外線や乾燥などの外的な刺激に弱いため、老化のスピードが速いのです」と太田さん。
また、首は頻繁に動かすため、深いシワやたるみになりやすいとのことだ。

●独自複合成分「ラインケアコンプレックス」●
AACスキンケアラインに配合されている慢性炎症の鎮静に働きかける、ニュートラゼン・チムレン・プリンセスケアの３つの共通成分に加え、このAACネック＆デコルテクリームには、基底膜のダメージをケアしてシワを改善し、肌のハリをアップさせる独自の複合成分「ラインケアコンプレックス」が配合されている。

◆独自複合成分「ラインケアコンプレックス」
クロノライン…基底膜を強化する。
ホメオエイジ…細胞を強化する。
レジュリン…コラーゲン・エラスチンを産生する。

その他に、シワに効果的な成分として次の３つの成分も配合している。
アルガテンシル…抗シワ作用があり、深いシワを改善する。(モロッコ産)
ヘテロサイド…抗炎症、抗シワ作用があり、皮膚の修復活性と保護活性のはたらきがある。(マダガスカル産)
ラナクリス…血流促進作用があり、くすみに効果がある。(ガーナ・ボリビア産)

うるおい不足と弾力の低下でゆるみを感じ始めた肌に、ハリ成分のアルガテンシルがコルセットのように薄い膜で肌を引き締めて、肌にハリと弾力を与えてくれる。

●基底膜の構造に着目したクリーム●
きれいにメイクをしていても、首や胸元にシワやたるみが表れていると老けた印象を与えてしまう。首、胸元のケアはアンチエイジングの重要キーワードだ。

太田さんは、このように首・胸元と年齢が出やすい部分を少しでも軽減させるため、表皮のハリに影響を及ぼす基底膜の構造に着目したとのこと。

基底膜とは、表皮と真皮の間にある皮膚のシワを防ぐ働きをするもので、下のイラストを見ていただくと分かるように、若いうちは凹凸があるが、加齢によって基底膜が平滑化すると、シワが発生する原因になってしまう。

この基底膜を強化して、肌になめらかなハリを与えるという発想から、AACネック＆デコルテクリームは開発された。

●使用方法●
はたらきをアップさせるために、以下のようなマッサージとの併用がオススメと教えていただいた。
【準備】パール大１を手に取り、首元は下から上に、デコルテ部分は鎖骨の中心から外側に向かって馴染ませる。

マッサージと併用することで、リンパの流れが良くなり、むくみが解消され、顔色が良くなるという効果が期待できるそう。
鎮静作用のあるラベンダーとオレンジの精油配合のためリラックス効果も望める。
寝る前に行うと良いそうだ。

首は特に年齢の現れやすい部分。顔用のスキンケア商品はあくまで顔用。首と顔の皮膚は状態が違う。首専用のケアが大切だ。顔のスキンケアや紫外線対策だけでなく、首のケアも合わせた肌のアンチエイジングを今日から始めるべき。

(AAN WEB編集部　渡辺仁美)