アンチエイジングニュース

「ドライレモンのレモネード」
―― アンチエイジング料理レシピ(187)

ドライレモンを煮出して作ったレモネードに、ツバキ科のカメリアシネンシスの葉を乾燥させて作られる紅茶との共通点を感じました。熱湯でゆっくり蒸らすことで有効成分を抽出して飲料として楽しむところです。ドライレモンなどのかんきつ類に含まれる苦み成分のリモネイドや香り成分のオーラプティンには、最近の研究で抗癌作用を助ける働きが知られています。リモネイドやオーラプティンは,果肉より果皮に多く含まれているのが特徴なので、皮ごと乾燥させたドライレモンなら、効果的にとることができます。手軽に作れることはもちろんですが、生のレモンとは違った風味も魅力的です。苦みと甘みの関係は不思議で、しっかりと甘みをつけることで、レモンの苦みが素敵な味わいに変化します。デーツハニーを使えば、鉄分の補給にもなりますから、夏場の水分補給や疲労回復に役立ててください。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・ドライレモン     2個
 ・水     200ml
 ・デーツハニー     大さじ3
 ・氷     適量
 ・ミントの葉     適量

<作り方>
(1)小鍋に水とドライレモンを砕いて入れ、火にかけ、沸騰したら5分くらい煮る。
ふたをして、10分くらいを目安に蒸らす。
(冷めるまで置くと、苦みが強くなるが、しっかりとした味になる。好みの濃さになるまで蒸らす)
(2)グラスに氷をたっぷり入れ、上から(1)のドライレモンを煮だしたものを入れる。
デーツシロップを加え、ミントの葉を飾る。

(1人分 87kcal)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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