第10回日本抗加齢医学会総会開催!
■■第10回日本抗加齢医学会総会開催!■■
来る6月11日(金)~13日(日)、国立京都国際会館にて『第10回日本抗加齢医学会総会』が開催される。
会長を務められるのは、市橋正光氏(同社大学スキンエイジング・アンド・リサーチセンター教授)。2001年に発足した日本抗加齢学会。毎年会員数は増加し、昨年の総会には約3000名が参加したという。いかに「抗加齢医学・医療」へ注目が高まっているかが伺える。アンチエイジングへの考え方も変貌を遂げている。今では考えられないが、昔は不老不死を目指すものであった。1990年代に入り「寿命を延ばす」、2000年頃より「健康長寿を延ばす」という考え方へ。そして、現在は疾患の予防及び治療への応用がアンチエイジング医学の果たす役割となっている。従来の医療とは異なり、加齢による変化を予防し、疾患の発症率をさげ、疾患を予防し治療するのが抗加齢医学である。第10回総会は今まで歩みを振り返り、更に進化を目指す充実したプログラムとなっている。
今回のメインテーマは「Inside Out,Outside In」。つまり「細胞、組織と個体が相互にどのように影響しているか」また「環境に対して生体がどのように応答し、表現しているか」さらには臨床的に抗加齢医学・医療の立場から「外面的アンチエイジングが内面にどのような影響を及ぼすか」また逆に「内面的アンチエイジングが外面にどのような影響を及ぼすか」考えていくという。先日終了したアンチエイジグネットワークの意識調査でも、「あなたは加齢に伴い、見た目と中身では、どちらが気になりますか?」という質問を設けた。全体では7割が見た目を気にしているという結果。外面と内面がどうアンチエイジングに関わってくるのか、ぜひ専門家の意見を伺ってみたい。本学会は3日間わたり抗加齢に携わる幅広い分野の専門家の達の、講演やセッションが行われる予定で、アンチエイジグ医療のまさに最前線に触れることができる学会となるであろう。大いに期待したい。
■■市民講座 「アンチエイジングライフを始めよう!」■■
日本抗加齢医学会総会は、医師や研究者向けであるが、6月13日(日)は一般の方向けの市民公開講座の開催も予定されている。アンチエイジングネットワーク会員の方にはぜひお勧めしたい。参加費は無料。アンチエイジングは単なる科学でなく、日々の実践が必要不可欠。プログラムをみるだけでも、スグに生活に取り入れられるノウハウを吸収できそうである。第一線で活躍されている方々の講演から、「アンチエイジング」についてわかりやすく学べる、またとないチャンス。ぜひ、足を運んでいただきたい。
【日 時】2010年6月13日(日) 開演 14:00~(13:30~)
【会 場】同志社大学 室町キャンパス 寒梅館 ハーディーホール アクセスMAP
★参加費無料*直接会場へご来場ください。
(当日満席になりました場合、ご入場できない場合があります。)
■■プログラム■■
座長/米井嘉一(同志社大学大学院生命医科学研究科教授)
1)アンチエイジングとスポーツ 14:00~14:45
「いつまでも若々しくいるためのレスリング式5分間エクササイズ」
太田章(早稲田大学スポーツ科医学部準教授)
2)アンチエイジングとビューティ 14:50~16:00
「現代女性の美人道」
杉山恭子(モデル、タレント、2008ミス・インターナショナル日本代表)
「パーソナルカラーが導く、なりたい貴女になるメイク」
AKIRA(ヘアメイクアップアーティスト)
3)アカデミックトーク 16:10~17:10
「Inside Out, Outside Inのアンチエイジング」
吉川敏一(京都府立医科大学大学院医学研究科消化器内科学教授)
市橋正光(同志社大学スキンエイジング&フォトエイジングリサーチセンター教授)
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