アンチエイジングニュース

「オリーブチキン」
―― アンチエイジング料理レシピ(186)

必須アミノ酸をバランスよく含む鶏肉は、皮を除くと肉には脂肪が含まれず、低エネルギーなのでカロリーコントロールをしている人に喜ばれています。鶏肉の特徴は糖質や脂肪酸代謝を助け、免疫力を強化するパントテン酸が豊富に含まれていること。パントテン酸は体内でコエンザイムAになってエネルギー代謝の過程で働く酵素の補酵素になり、代謝の重要な役割を果たしています。皮の部分に多く含まれるコラーゲンビタミンAには、美肌効果が期待できますから、アンチエイジングのためには、取り除かずに使うのが、おすすめです。
オリーブチキンはデーツを巻き込んでいるので、ソースに自然の甘さが加わりコクが生まれます。また、鶏肉に少ないを補え、貧血の予防にも効果的です。付け合せに季節の野菜をたっぷり添えて、召し上がってください。

アンチエイジング料理

<材料>4人分

 ・鶏むね肉     1枚
 ・塩、こしょう     少々
 ・デーツ     6個
 ・シェリー酒     大さじ1
 ・トマトジュース     200ml
 ・コンソメスープの素     1個
 ・水     200ml
 ・オリーブオイル     小さじ2
 ・塩、こしょう     少々
 ・さやいんげん     1パック
 ・マッシュポテト     100g

<作り方>
(1)鶏むね肉は厚さをそろえるように開き、塩、こしょうをする。
皮が外側になるように広げて、種を取ったデーツを並べて包み込みこんで
オリーブ形になるようにタコ糸で縛る。
(2)鍋にオリーブオイルを熱し、(1)の鶏むね肉を入れて、
転がすようにして焼き。焼き色がついたら余分な油を捨て、シェリー酒を入れて、煮詰める。
(3)トマトジュース、コンソメの素、水を入れて、沸騰したら火を弱めて、10分くらい煮る。
(4)鶏むね肉を取り出し、煮汁はとろみがつくくらいまで煮詰めておく。
(5)器に(4)を切り分けて並べ、ソースをかける。
付け合せにさやいんげんのソティーとマッシュホテトを添える

(1人分 410kca)
※料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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