めばるのアクアパッサ
「めばるのアクアパッサ」
―― アンチエイジング料理レシピ(180)
この季節は、巷にあふれる新人達のフレッシュな気分で、自分までうきうきしてきます。何か新しいことを始めれば、いつでも新人。アンチエジングのためにも、脳を元気にして、チャレンジをして見ませんか。脳の機能は毎日の食生活によってかなり差がつくといわれていますから、記憶力が気になったら、生活習慣とともに、食事も見直してみましょう。魚に多く含まれる脂肪のDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の神経細胞の膜の重要な成分で脳を活性させるのに欠かせません。脳は体に比べ大量の酸素を消費するため、活性酸素が発生しやすい臓器ですが、構成成分のDHAは活性酸素によって過酸化脂質を作りやすいので、脳の機能低下を最小限に食い止めるためには、DHAと抗酸化成分を含む食材を一緒に摂ることがポイントです。めばるのアクアパッサは水と塩、香辛料で煮込む手軽な料理ですが、味の決めてはたっぷり使うミニトマトやオリーブオイルです。めばるに含まれるDHAとトマトのリコピン、オリーブオイルのビタミンEという抗酸化成分を組み合わせた、脳を元気にするアンチエイジングメニューです。
<材料>2人分
・めばる | 1尾(300gくらい) |
・塩 | 小さじ2 |
・長ねぎ | 1本 |
・アンチョビー | 2切れ |
・白ワイン | 50ml |
・ミニトマト | 1パック |
・黒オリーブ | 2個 |
・ケイパー | 大さじ1 |
・タイム | 適量 |
・オリーブオイル | 大さじ2 |
<作り方>
(1)めばるは内臓を取り、水でよく洗い水けをふき取っておく。
塩を腹の中などにもしっかりふっておく。長ねぎはみじん切りにする。
ミニトマトは半分に切る。
(2)フライパンにオリーブオイル入れ、(1)の長ねぎを炒める。
透明になってきたら、アンチョビー、ケイパーを加えて炒める。
(3)めばるを盛り付けるように、頭を左、腹を手前にしていれ、白ワインを加える。
白ワインが煮詰まったら、水を魚の高さの半分くらい加え、黒オリーブ、
ミニトマト、
あさりを入れて、めばるに煮汁をかけながら煮る。あさりが開き、煮汁が煮詰まってトロットしたら、味を見て仕上げる。
(4)皿に盛り、残りのパセリのみじん切りを振る。
※カロリー (1人分 277kcal)
(料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。)
(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)
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