「肉巻きおにぎり」
――　アンチエイジング料理レシピ（１７８）

お花見などで飲むお酒は、大人の楽しみです。ストレス解消になり、からだにもやさしいお酒の飲み方を覚えて、楽しく過ごしたいものです。基本は、お酒を飲みながら食べ、食べながら飲むことです。お酒にも合う主食を、まずは1口食べてみましょう。人気の肉巻きおにぎりを、ローストビーフを使って簡単に作ってみました。トッピングした、フォースラデッシュ（西洋わさび）やブロッコリースプラウトはがん予防に効果が期待されている食材です。アブラナ科のわさびの辛味成分イソチルシアネートやブロッコリーだけに含まれるスルフォラファンは、もっともがん予防効果を発揮するといわれています。アルコール代謝の要の肝臓の解毒を助ける成分としても知られています。イソチルシアネートやスルフォラファンは、どちらも少量でも効果が期待できるので、こまめにとりたいものです。肉巻きおにぎりのトッピングとして一緒に召し上がると、さらにお酒にも合うアンチエイジングメニューになります。

＜材料＞２人分

＜作り方＞
（１）温かいご飯に、みじん切りにしたしょうがの甘酢漬け、白胡麻を加え、
四等分にして、俵型に握っておく。
（２）ロースとビーフを①のおにぎりに巻き、みりん、
しょうゆ、砂糖を混ぜたものを塗りながら、オーブントースターで焼く。
（３）フォースラデッシュ、ブロッコリースプラウドを添える。

※カロリー　（１個分　３７０kcal）
（料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。）

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）