アンチエイジングニュース

●コンプレックスに感じる体の部位について●
人は誰でもコンプレックスを持っているのではないだろうか?
今回、株式会社アイシェアが20~40代の男女を対象に「コンプレックスを感じる体の部位」についての調査を行った。これを基にアンチエイジングについて考えてみたい。
株式会社アイシェアの調査結果は下記の通りである。男性・女性ともに『お腹』が1位に。特に男性42.4%という高い数字。
記者の回答は『お尻』。年齢とともにたるみを感じるからだ。しかし、記者の周りでも、やはり『お腹』と答えた人が多かった。
これと合わせて、「他の人と違う行動をすることに抵抗を感じますか?」という調査も行われた。
抵抗がある人は、『とても抵抗がある』『少し抵抗がある』と回答した人を合わせると52.9%となった。
この調査結果で面白いのは、人と違う行動をすることに抵抗がある人ほどコンプレックス所持率が高いということ。確かに、記者も他の人と違う行動をして、目立つのには抵抗があるし、体へのコンプレックスも持っている。
なぜ人と違う行動に抵抗がある人はコンプレックスを持つのだろうか。周りの視線を気にしすぎるあまりなのか…。

●年代別コンプレックス●
ここで、コンプレックスの有無を年代別に見てみる。

 

20代ではコンプレックスを持つ人は半数以下なのに対し、30代を境にコンプレックスを感じる人が増加していることがわかる。
それに反して、20代では、人と違う行動をとることに抵抗を感じないと答えた人が半数以上もいた。それは、「人と違うことをしたい」という想いや怖いもの知らずの若者が多いからなのだろうか。

では、「このコンプレックスを軽減させるために何か対策をとっているか」という調査では、20代で約1割、30代、40代とも2割程度という結果であった。

●見た目のアンチエイジング●
以前、当法人でもメルマガ会員に対して見た目に関する調査を行った。
質問は「誰の目を意識してエイジングケアを行っているか?」というもの。
当法人の対象は主に30代後半~50代。

これは、男女別の結果である。男女ともに『自分自身』と回答した人が半数近くいた。また、男性は、『同性』より『異性』の目を意識するのに対し、女性は『異性』より『同性』の目を意識することがわかった。
次に男女・年代別を見てみよう。
この結果を見てもわかるように、女性は年代を問わず『自分自身』の目を意識してエイジングケアを行っている。それに対して、男性は20代までは『異性』の目を、30代を過ぎると『自分自身』を意識してエイジングケアを行う人が増えるという結果になった。
また、60歳以上の男性では、『家族』の目を意識することも明らかになった。これもまた、妻や娘、孫など『異性』の目を意識してのことなのだろうか。

体へのコンプレックスは、年齢を重ねるにつれて深くなる悩み。
特に、20代は他人の目を意識してコンプレックスを抱くもの。30代を過ぎると、他人の目より自分の目を意識し始める。気持ちはいつまでも若いが、見た目がそれに伴わない。他人より自分自身が納得し、満足することが大切になるのだろう。

●コンプレックス解消のための情報●
では、先に挙げたコンプレックスを軽減するための情報はどのようにして得ているのだろうか。
株式会社アイシェアの調べによると…

男女とも最も多いのがインターネット。次いで、テレビ、雑誌…。
面白いのは、男性は「自分で発案」という回答が意外に多く見られたこと。
そう、男性は自分自身が納得できるものでなければ、どこかで得た情報を自分で発案するのだ。
某ミュージシャンは、健康の秘訣として、自分の尿を飲んでいると聞いたことがある。

●アンチエイジングネットワークの活動●
当法人でも、アンチエイジングに関する情報を日々更新している。利用者の多くは30代以上である。自分自身の老化、アンチエイジングに真剣に目を向けはじめる年代なのだろう。
見た目が変わると心に余裕ができ、自信が持てるもの。
当法人理事長の塩谷先生は、以前『シラノ・ド・ベルジュラック』という容貌と内面のギャップに苦しむ男性の話を例に挙げて「容貌のメッセージ性」について話してくださった。
教養や性格など内面には何の問題もないのだが、容貌がそれに伴わない。
そのため、自分に自信が持てず女性に自分の気持ちを打ち明けられない。他人の容貌を借りて自分の気持ちを伝えることしかできないのだ。容貌とメッセージの乖離ということだ。
『私たちの文化には、「形より心」という縛りがある。本当にそうなのか。本当であったら、美容形成外科医である私の講演を皆さん聞きに来ませんよね』、と塩谷先生。ギャップを外壁から埋めることに抵抗を感じる必要はないのだ。
体のコンプレックスや見た目の悩みは誰でも持っているもの。これらを少しでも解消できるよう、また、みなさんのアンチエイジング活動に少しでも役立てるよう、今後もたくさんの情報を提供していきたいと考えている。
加齢を止めることはできないが、少しでも時計の針を遅らせるために、「早めの対策」や「継続」、「正しい情報を得る」ことを心がけ、楽しくアンチエイジングに取り組みたいものだ。

■3月後半から当法人でもアンチエイジングに関する意識調査を行います。
 男女向けのプレゼント商品もご用意しております。ご協力お願いします。
 詳細は追ってご連絡します。

■みなさんのアンチエイジングに少しでもお役に立てるよう、当法人ではミニセミナーから
 大きなセミナーまで色々な活動を行っています。ぜひご参加ください。

株式会社アイシェア 詳しくはこちらから 

(AAN WEB編集部 渡辺仁美)

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