アンチエイジングニュース

フットケア体験レポート

今月24日開催のアンチエイジングレッスンでは、「JPポドロジー」というフットケアを取り上げます。「JPポドロジーって何!?」という皆様のために、記者が文字通り一足先にフットケアの体験をしてきました。

■JPポドロジーって何???
「足のケア」と言っても、具体的に何をするの?と思っている方は多いのではないでしょうか。マッサージ、足つぼ、角質・魚の目・タコなど様々なケアを行うサロンを見かけますが、JPポドロジーは他のサロンと何が違うのでしょうか?
記者は幸い足の悩みにはあまり縁がないと思いこんでいました。でも、左右の足の大きさが違うこと、痛みはないものの、小指の爪が変形して盛り上がって生えていることが何となく気になっていました。足について大きな悩みがなくても、気にしていることってあるものです。良い機会なので、専門家に訊いてみることにしました。

■早速ポドロジーを体験
まずは問診。年齢、性別、足・脚についての悩み、さらにはメンタル面で悩みがあるかどうかもチェック。
次に視診に移るため、靴下を脱いで自分の足をよく見ると、親指の爪が大きく割れていました。そのほかにも爪が折れていたり、しわが寄っていたり。特に中指の爪の先が上向きに折れ曲がり白くなっている。…たくさんのトラブルが目に入ってきました。ケア前の記者の足の状態は、恥ずかしながら下の写真の通り。
アンチエイジングなフットケア問診では「角質も気にならない程度で、そんなに大きな問題はありません」との結果。
ただし、体重の乗せ方が傾いているせいで、足の局所に負担がかかっているため、親指の爪の横じまや、中指の爪のトラブルが出ています。また、中指が人差し指の下に埋もれているため、上に乗った人差し指の関節が靴に当たり、小さなタコができていました。問題の小指の爪はというと、足の外側に重心を載せて歩く癖があるので、小指の爪の甘皮が厚くなっていました。これには衝撃を受けました。タコができる場所や甘皮が厚く生えてくることなど、どんな小さなサインでもそれぞれちゃんと意味があるのですね。

■気になるフットケアの中身とは
アンチエイジングなフットケアまずはフットバス。天然の塩を入れることで、保温効果以外に毒素排出を促します。次に先ほど折れてしまった親指の爪もキレイにケアしていただきました。そこで出てくる器具の数々は、痛そうなものばかり。思わず「歯医者さんみたい」と言うと、「ポドロジーのケアで使う器具は、もともと歯医者さんで使っていた道具を改良したものなんですよ」と担当のポドロジスト伴野さん。歯医者さんでおなじみのドリルのような器具で、小指の爪の分厚くなった甘皮を削っていただきましたが、痛みもなく、摩擦熱も感じませんでした。
爪をピカピカに仕上げていただいた後にはマッサージ。足首を可動域全開でぐるぐる回してもらいます。自分ではできないプロのマッサージは、驚くほど気持ちがいいもの。仕上げのテーピングを終えると、寝転んだ状態ですでに足が楽!立ってみると、足の先から腰の上まで、身体を支える部分がとても軽くなりました。しかも、施術前より腰の位置が高い!!「足が傾くと、腰の歪みの角度はもっと大きくなってそれが進行すると、重度の方だと臓にまで支障が出ることもあるのです」と伴野さん。
さて、両足の施術が終わった記者の足の状態は…。
足元からのアンチエイジング全く力を入れていないのに、かなり指が開いています。そして、足の甲が健康的にカーブしているのが分かりますか?冒頭でお見せした、トラブルだらけの記者の足は指が閉じて平面的に見えます。
はじめに、記者の左右の足の大きさが違うといいましたが、特に右足の力が弱まっていたので、偏平足気味になり、そのため右足がむくみやすくなるそうです。「テーピングで固定し、トレーニングをすることで血行・むくみの改善、また立った時の重心のバランスが改善されるので、足の先から楽になります」と伴野さんに対処法を教えていただきました。

アンチエイジングなシューズ最後に、オーダーメイドのソールを作っていただきました。底にシリコンを入れ、靴を履いて左右交互均等に体重をかけて製作します。
ちなみに記者がソールを作ってもらった靴は、最近一目ぼれして買ったもの。見ての通り足を支える部分が少ないので、履きやすくなったとはいえ、長時間の使用は避けた方が良いようです。中に入れたシリコンは全然目立ちません。

■足は第2の心臓
話を色々伺っていると、ポドロジーは、足や脚に関する悩みを解決に導くのはもちろんのこと、他の何に良い影響を与えるのかは分からない。身体を支える土台となる足の問題が身体全体に影響することもあれば、足つぼと同じで、どこかが悪くなったから足の状態が悪くなることもあるとのこと。足は第2の心臓。もっとあなたの身体の大黒柱に目を向けてみませんか?

(AAN web編集部・小田真弓)

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