アンチエイジングニュース

「てんぺと鶏手羽元のうま煮」
―― アンチエイジング料理レシピ(172)

便秘が続くと「肌の調子が悪くなってる…」と実感することはありませんか。美肌のためには腸内環境を整えることが欠かせません!腸内で悪玉菌が増えて有害物質ができると、それを解毒するために肝臓に負担がかかります。すると、肌細胞の材料となるたんぱく質の合成が滞り、肌のターンオーバーのサイクルが遅くなってしまう。善玉菌が減り、たんぱく質の合成に欠かせないビタミンB群の腸内での合成が減ると、皮膚や粘膜が敏感になって、肌荒れもおきやすくなります。大豆を醗酵させたてんぺは、肌細胞の材料となるたんぱく質も多く、豊富に含まれる食物繊維や大豆オリゴ糖が腸内環境を整えて、肌の再生を助けます。女性ホルモンに似たイソフラボンの働きで肌に潤いを与えてくれます。大豆を醗酵することで増えたビタミンB2が、たんぱく質の合成を助け、健康な肌をサポートしてくれます。
てんぺと鶏手羽元のうま煮は、鶏手羽元にたっぷり含まれるコラーゲンや大根のビタミンCを補って、美肌効果を一層高めたアンチエイジングメニューです。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・てんぺ(大豆)     1箱(100g)
 ・鶏手羽元     6本
 ・大根     1/3本
 ・しょうが     1片
 ・ごま油     大さじ1
 ・だし汁     300ml
 ・酒     大さじ1
 ・オイスターソース     小さじ2
 ・しょうゆ     大さじ1+1/2
 ・大根の葉(ゆでたもの)     少々

<作り方>
(1)てんぺは粗くほぐしておく。大根は皮をむき乱切りにする。
(2)鍋に、ごま油を熱し、しょうがのスライスを炒め、
香りが出たら鶏手羽元を入れて全体に薄く焼き色がつくまで炒め、
(1)のてんぺも加え炒める。
(3)(2)の鍋に(1)の大根、しょうゆ、酒、オイスターソースとだし汁を入れ、
ときどき上下を介しながら、大根が柔らかくなるまで煮る。
(4)汁がなくなったら、器に盛り、ゆでた大根の葉を飾る。

※カロリー 1人分:324kcal
(料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。)

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

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