アンチエイジングニュース

自分の未来と過去の顔が見える!

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●iPhoneアプリ「HourFace」

最近メディアに頻繁に取り上げられている「HourFace」。ご存知の方も多いのではないだろうか。モーションポートレート株式会社より、1月8日に発売されたiPhoneアプリである。顔写真を撮りサーバーへ送ると、徐々に年を取っていく様子と、若返っていく様子が、シミュレーションできるというのだ。「エイジング」「アンチエイジング」を表現する3D技術を駆使しているというが、いったいどんな基準でフィルターがかけられた画像が現れるのだろうか。残念ながらiPhoneを持っていない記者。「HourFace」を体験すべく、モーションポートレート社にお邪魔した。

モーションポートレートでアンチエイジング!?

●「HourFace」を開発経緯

開発担当の深澤研氏とチーフプランニングオフィサーの吉森正治氏にお話を伺った。「当社は、1枚の写真を瞬時に3次元CGへ変換し、立体アニメーションを作り出す独自開発のモーションポートレート技術を軸に、様々な事業を展開しています。この最新の顔合成技術を活用して、人々に驚きを与えられる面白いソフトを作りたいと思い開発したのが『HourFace』。発売2週間で4万ダウンロードと、反響は大きいです」とのこと。

●なぜエイジングに注目したの?

「高齢化社会の今、年をとることへの恐怖心もあれば、好奇心もあると思います。毎日鏡で見慣れている自分の顔の変化はわかりにくいもの。手軽にエイジングをシミュレーションできることで、みなさんが楽しんでくれればと思い開発しました」と深澤氏。このソフトではエイジングは「しみ」「シワ」「たるみ」「肌のハリ」が3D技術により加えられていく。深澤氏は画家として多くの人の顔を描いてきたそうだ。その経験から得た、人の顔の老化現象の平均値に科学的な観察を加え、エイジングのフィルターをかけているという。
さっそく、アンチエイジングネットワーク理事長、塩谷信幸先生の若かりし頃の写真で試していただくことにした。

アンチエイジング

左が取り込んだ20代の先生の写真、中央が80歳にエイジング、右が17~19歳へ若返った姿。iPhoneを上下すると時間軸が動き、年をとったり、若返ったりと変化を繰り返しみられる。更にすごいのが、写真の顔が笑ったり、動いたりするのである。SFX映画でみている画像が、今てのひらにあることに驚嘆。誰の顔写真でもエイジングのフィルターは一定にかけられるという。

次に、同行した若手記者のパターンも見ていただきたい。

アンチエイジング

この結果にはつい声をあげて笑ってしまった。ユーザーの多くが、飲み会の席で大いに盛り上がるというのがよくわかった。「あくまでもシミュレーションなので、単純に楽しんでいただければ嬉しいです。自分の未来の姿を見て、アンチエイジングへの意識が高まったと、ユーザーからの感想もいただいています」。確かに、記者もアンチエイジング活動のモチベーションにはつながると感じた。
このチャーミングなソフトは350円(税込)で手に入れられる。今後は追加機能も開発予定。他にも、ビューティーエイジング、ナチュラルエイジング、アクティブエイジングといった様々なフィルターがあれば、理想の未来の自分に会えるかもしれない。

モーションポートレート株式会社ではiPhoneアプリ「PhotoSpeak」も発売している。顔写真を自動的に3D化、自分で録音した音声をしゃべらせることが可能。ユーザー達はイマジネーションを広げて、様々な遊び方を工夫しているようだ。ぜひ、合わせてチェックしていただきたい。

モーションポートレート株式会社HPこちらも!!

(ANN・WEB編集部・熊本美加)

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