「ムング（緑豆）のヨーグルトアイスクリーム」
――　アンチエイジング料理レシピ（１７０）

肉などの高たんぱく質・高脂肪の食事が続くと、お腹の張りが気にかかります。動物性たんぱく質や動物性脂肪の摂り過ぎは腸の悪玉菌を増やす元凶です。悪玉菌が作り出す有害物質は腸壁から吸収されて血液中に入り、全身をめぐりって、吹き出物や肌トラブルを招きます。肌の老化はアンチエイジングの大敵ですから、毎日、食物繊維や乳酸菌など、腸内環境を整える成分をたっぷり摂りたいものです。
豆類は食品の中でも食物繊維の多い食品です。デトックス効果の高い不溶性植物繊維と糖や脂肪の吸収を抑え、糖尿病や動脈硬化を予防する水溶性食物繊維の両方を豊富に含み、不足しがちなビタミンB群や、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、b<>亜鉛などのミネラルをまとめて摂れる食材ですから、いろいろな形で取り入れましょう。昔から、お正月過ぎのこの時期に小豆粥やお汁粉を食べる習慣がありますが、ムング（緑豆）も小豆の仲間です。短時間で調理でき、味わいもやさしいので、ヨーグルトと一緒にアイスクリームに仕立てて、お腹の中からすっきりしませんか。

＜材料＞２人分

＜作り方＞
（１）ムング（緑豆）はたっぷりの水に浸してしばらくおく。
（２）鍋にムング（緑豆)とヒタヒタの水を入れ、アクを取りながら豆が柔らかくなるまで煮る。
柔らかくなったら、グラニュー糖を加えしばらく煮てからよく冷ましておく。
（３）ボールにプレーンヨーグルトとバニラアイスクリームを入れ、
柔らかくした（２）のムング（緑豆）を飾り用として少し残して、他を混ぜる。
柔らかいようなら、冷凍庫に入れて固めてから、器に盛る。残しておいたムング（緑豆）を飾る。

※カロリー　１人分：１１０ｋｃａｌ
（料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。）

（コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子）