アンチエイジングニュース

カロリス特別講座レポート

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

■カロリス特別講座レポート

1月16日土曜日、朝日カルチャーセンターにて「カロリス特別講義:アンチエイジングの実践~食生活で長寿遺伝子を鍛えよう!~」の第1回が行われた。カロリーリストリクション略してカロリス。摂取カロリーを70~80%に抑えることである。カロリスの実践が長寿につながるのは、サイエンティフィックなエビデンスにより証明されている。

第1回目は「長寿遺伝子を鍛える!~腹八分のサイエンス~」と題した、坪田一男先生(慶應義塾大学医学部眼科学教室教授)の講演。眼科医の権威で、視力を回復した患者が元気に若々しくなっていく姿をみて「アンチエイジング医学」に興味を抱くようになったという。今ではアンチエイジング医学をリードする坪田先生の話を直接お伺いできる貴重なチャンス。坪田先生の「健康だからごきげん」ではなく、「ごきげんだから健康」という考え方に、共感を受けている記者が、ごきげんな講義内容をご紹介したい。

■寿命は変革を遂げている

「サザエさん一家の、磯野フグさんは、何歳かご存知ですか?」という質問から講義はスタート。記者は考えてみたことはなかったが、なんと「51歳」らしい。そして、「51歳と言えばこの人と同じです」と、次に映し出されたのはマドンナの写真!サザエさんが連載を開始したのは昭和21年。その当時、日本人の平均寿命は50才をようやく超えたばかりであった。それから約60年の間に、日本人の平均寿命は男女平均では80歳を優に超え、エイジングへのイメージは大きく変わっている。そして、アンチエイジングのメカニズムが解明されつつあり、医学的な介入が可能になったことで、今後一層寿命が伸びていくはずだ。坪田先生曰く「100歳まで生きられる時代がやってくる」という。

■アンチエイジングへの取り組み

そこでアンチエイジングのために何をすべきか、講演は具体的な内容へ。
「カロリスの実践」「運動」「ごきげんに生きる」という3つのカテゴリーに添い、医学的なデーターに基づき、日常生活に取り入れるべきメソッドをわかりやすく紐説いていく。

特に印象に残ったのはGI値のコントロールのお話。寝る前に少し空腹を感じる程度のまま寝ることでインシュリンの発生を抑えられる。それにより、成長ホルモンの発生をさまたげることがなく、朝起きた時に女性なら確実に化粧のノリがいいという話。また、どんなに嫌なことがあっても無理にでも笑顔を作ることで、脳が活性化されるというエビデンスも紹介された。「会社で嫌なヤツがいても、笑ったほうが得です」と坪田先生。会場からも笑いが起きた。

坪田先生は月1度、センテナリアン(100歳)の方を訪問し、長寿の秘訣を伺っている。共通して言えるのはそれぞれにユニークなノウハウを実践し、「幸せ」という実感や「感謝」の気持ちにあふれているとのことだ。まさに生きるエビデンス!
講演の後の質疑応答の時間になると、参加者は、まってましたとばかりに積極的に質問。どんな質問にも坪田先生は笑顔でテキパキと答えられていた。ごきげんな人は集まるというエビデンスを胸に、「今年も楽しくアンチエイジングを実践したい!」と気持ちを新たにした講演であった。

次回は白澤卓二先生加藤幸彦先生堀江重郎先生と、抗加齢の専門医の講演が続く。興味のある方は足を運んでみてはいかがだろう。

●詳細⇒ こちら
●坪田先生の最新情報⇒ 眼科医 坪田一男教授のオフィシャルページ

(AAN WEB編集部・熊本美加)

  • facebook Share
  • Tweet
  • LINE

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新記事をお届けします

カテゴリ一覧