アンチエイジングニュース

「和風ブイヤベース鍋」――アンチエイジング料理レシピ(164)

体のほかの部分と同じように、脳も自然と老化していきます。「最近記憶力に自信がなくなってきた…」「思考力が低下している…」と感じたら、魚たっぷりの鍋にしてみませんか。「魚を食べると頭がよくなる」とよく聞きますが、実際に魚に含まれる脂肪のDHA(ドコモヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、記憶力や、学習能力の向上に影響を与えます。
魚をたっぷり使ったブイヤベースは、魚の脂肪や栄養素を逃さないおいしい食べ方です。スープには、にんにくや、ねぎ、セロリなど匂いの強い野菜をたっぷり使い、体を温める働きや、抗がん作用などの健康効果も期待できます。トマト煮含まれる抗酸化成分のリコピンは、魚の脂肪の酸化を抑えます。野菜が不足がちな時には、サフランの香りを邪魔しないようなセレベスなどのいも類や香りの少ない冬野菜をくわえると、ビタミンC食物繊維も補え、栄養バランスがよくなります。締めは、バター、チーズを加えて焼きリゾットにしてお召し上がりください。

アンチエイジング料理

<材料>2人分

 ・鯛ちり鍋用(半身)   1パック
 ・えび(殻つき)   4尾
 ・ムール貝   4個
 ・あさり   1パック
 ・セレベス   1個
 ・カリフラワー   200g
 ・オリーブオイル   大さじ2
 ・にんにく   1/4束
 ・白ねぎ   2片
 ・長ねぎ、セロリ   各1本
 ・ホールトマト   1缶
 ・白ワイン   1カップ
 ・水   2カップ
 ・ローリエ、オレガノなど   適宜
 ・サフラン   小さじ1
 ・塩   小さじ2
 ・こしょう   少々
 ・ご飯   1膳
 ・バター   小さじ1
 ・粉チーズ   小さじ2

<作り方>
(1)にんにく、セロリ、長ねぎは、みじん切りにする。セレベス、カリフラワーは塩茹でしておく。
(2)白深鍋にオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたにんにくを炒めて香りがでたら、ちり鍋用のあらを加えてさらに炒める。みじん切りにした長ねぎ、セロリ、白ワイン、水、ホールトマトを入れて強火で煮立て、沸騰したらあくを引いて中火にする。ベイリーフ、オレガノ、サフラン、塩を加え30分くらい煮込む。
(3)(2)の中骨、ベイリーフなどを取り除き、ざるなどで他の鍋に濾しいれる。鯛の身、セレベス、カリフラワー、えび、あさり、ムール貝を加えて煮る。仕上げに刻みパセリをふる。
(4)締めは、ご飯、バター、チーズを加えてリゾットにする。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:482kcal
(料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。)

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