アンチエイジングニュース

「りんごのスフレ」――アンチエイジング料理レシピ(162)

健康的な生活に果物の重要性が注目される一方で、若い人たちの果物離れが心配されています。毎日200gの果物を食べることが推奨されていますが、りんごなら大1/2個分(210g・97kcal)が目安です。果物が太ると思っている方も多いようですが、野菜に比べても、さほど高いというわけではありません。また、果物に含まれる果糖は他の糖に比べて食後血糖の上昇率が低く、血糖を下げる働きのある食物繊維も豊富に含まれています。ビタミンCポリフェノール類も豊富に含み、他の食材と組み合わせるとフルーツパワーも倍増しますから、デザートなどにもアレンジして楽しみたいものです。
卵と組み合わせたりんごのスフレは、コラーゲン生成に必要な良質のたんぱく質ビタミンCが一緒に摂れ、しわ肌を改善する効果も期待できます。

アンチエイジング料理

<材料> 直径6cmのスフレ型3個分

 ・りんご   1個
 ・グラニュー糖   大さじ1
 ・水   大さじ2
 ・レモン汁   小さじ1
 ・カルバドス   大さじ1
 ・牛乳   200ml
 ・卵黄   3個分
 ・グラニュー糖   50g
 ・バニラエッセンス   少々
 ・薄力粉   30g
 ・無塩バター   10g
 ・卵白   3個分
 ・塩   少々
 ・グラニュー糖   大さじ1
 ・粉砂糖   適量
 ・黒こしょう   少々

<作り方>
(1)りんごは皮をむき、12等分に切る。鍋にグラニュー糖、水を入れて火にかけ、
薄いキャラメル色になったらりんごを入れ、レモン汁、カルバドスを一気に加えて、
全体にからめる。りんごに火が通るまで煮て、冷ましておく。
(2)ボールに卵黄、グラニュー糖を入れ、白っぽくなるまでよく練る。
薄力粉も加えてよく混ぜ合わせ、牛乳を加える。
(3)(2)のボールを弱火にかけ、泡だて器で混ぜながらとろみをつけ、
バターを溶かし、冷ましておく。
(4)別のボールに卵白と塩入れてあわ立て、7分くらい泡立ったら、
グラニュー糖を3回ぐらいに分けて加え、ピンと角が立つくらいまで泡立てる。
(5)(3)のボールに(4)を2回に分けて、泡をつぶさないように混ぜ合わせる。
(6)スフレ型に(1)のりんごのキャラメリゼを入れ、その上から(5)の生地を流し込み、
表面を平らにして、生地が立ち上がるように、
器に沿って指で、溝を作り、200℃のオーブンで15分くらい焼く。
粉砂糖をふり、熱々をいただく。

(コジータイムダイエットコンサルテーション代表・管理栄養士、石井多津子)

※カロリー 1人分:357kcal
(料理製作時に材料を計算して算出した概算です。目安としてご利用ください。)

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